
この記事では、大学ノートを使った効果的な家計簿の書き方について、以下の3つを解説しています。
・この家計簿のポイント5つ
・月ごとの家計簿の書き方3Step
・繰り越す項目の家計簿の書き方
ぜひ最後までお読みになってくださいね。
この家計簿のポイント5つ
この家計簿は記入が簡単で、予算を把握しやすく貯金しやすいのが特徴です。
ポイントは5つ。
1.項目数は少なく
一般的な家計簿の項目に当てはめるのではなく、自分に合った最小限の項目を設定します。
項目名 | 一般的な項目 | 我が家の項目 |
固定費 住宅費 | ○ | ○ |
水道光熱費 | ○ | ○ |
保険料 | ○ | ○ |
通信費 | ○ | ○ |
保育料 | ○ | × |
学費 | ○ | ○ |
習い事 | ○ | × |
おこづかい | ○ | ○ |
交通費 | ○ | ○ |
車両費 | ○ | ○ |
生活費 食費 | ○ | ○ |
日用品 | ○ | |
交際費 | ○ | ○ |
交通費 | ○ | ○ |
美容費 | ○ | |
被服費 | ○ | |
車両費 | ○ | |
趣味費 | ○ | |
雑費 | ○ | |
特別費 | ○ | |
医療費 | ○ | ○ |
子供費 | ○ | ○ |
合計項目数 | 22個 | 13個 |
一般的な項目数が22個あるのに対し、我が家は13個。
固定費は出費があるものをすべて設定します。
我が家では、「その他のやりくり費」としてほとんどの項目をひとまとめにしています。
●項目設定について詳しく説明しています
スッキリ解決!家計簿の項目の決め方|簡単に分類・節約しやすい項目
2.項目ごとに予算を固定

項目ごとに、毎月の予算を固定しています。
例えば車費の場合。
・車の保険
・自動車税
・車検
・免許更新料
・タイヤ・オイル交換
・ワイパーなど消耗品交換
・車両購入代の貯金など
車費に関する出費で、考えられるものを全て書き出し、それを1ヵ月当たりの金額にしたものを予算にしています。
これで高額な支払いがあっても、赤字の心配はありません。
●具体的な予算の立て方を解説しています
初心者さんも簡単に管理できる!貯まる家計簿の予算の立て方を解説
3.項目ごとに繰り越す
予算を決め、「月の家計簿」に記入したら「項目ごとの家計簿」を別のページに用意。
独立させて、記入・管理します。


お小遣い帳形式で、残金をそのまま繰り越していきます。
4.月の手取りだけでやりくり
ボーナスをあてにせず、毎月の手取り収入だけで予算を決めるので、確実に貯金ができます。

5.記入は大学ノート
大学ノートは、項目も書き方も好きなように書くことができます。
いつでも購入可能なので、安心です。
我が家の食費と日用品費の管理方法
一緒に買い物することが多い、食費と日用品費をまとめて管理しています。
専用のお財布を用意し、予算だけを入れて使います。
予算内でやりくりするので、内訳の記入は不要です!
●食費と日用品費の管理方法を解説しています
食費と日用品費の節約は専用財布で簡単に!メリット2つと方法を解説
月ごとの家計簿の書き方3Step
Step1:今月の記入欄を作る
線を引いて、月や収入を記入します。
1.線を引く
線を引きます。
※1ページの半分が1ヵ月分ですので、これだけで2カ月分です

2.月を記入
月を記入します。
我が家では25日~翌月の24日までで管理しています。
月をまたぎますが、このように記入しています。
3.開始日記入
開始日を記入します。

※夫(家計を主に養っている人)の給料日がおすすめですが、お好みで決めていただいて大丈夫です
4.今月の収入を記入
今月の収入を記入します。
※妻の給料日が違う場合、開始日以前で直近の収入がおすすめ!
Step2:項目と金額を記入
項目の記入と、金額が分かっているものを記入します。
1.項目記入
設定している項目を記入します。
2.金額記入
予算が決まっているもの、金額が分かっているものを記入します。
Step3:累計計算・表に金額記入
締め日には確定金額を記入し、まとめます。

●レシートを捨てるタイミングについて詳しく書いています
家計簿記入後のレシート保管はどうしてるか|捨てるタイミングを解説
1.確定金額記入
締め日に、確定した金額を記入します。
医療費の出費があった場合は、そちらも。
光熱費と携帯は繰り越すので、その詳細も記入します。
(繰越金は次月以降も引き継ぎます)
他の繰り越し項目は、別ページに家計簿を用意し管理します。
※食費・日用品費は繰り越していますが、お財布で管理しているので家計簿上に繰越額は記入しません
2.集計
合計金額を計算・集計します。
繰り越す項目の家計簿の書き方
繰り越し予算として、別ページで管理しているものは3つ。
※お好みにより、項目別でノートを用意する方法も
車費
①月ごとの家計簿で記入した金額を、②車費の家計簿に記入するだけです。
①月ごとの家計簿
↓
②車費の家計簿
車費の出費は、全てこちらで管理します。
子供費
子供費は、1人づつ別に用意しています。
直前に解説した車費と同じ要領で、子供費の家計簿に記入します。
子供費(長男)の家計簿
子供に関する出費、必要によりお年玉やお祝いなどいただいたものも記入します。
その他のやりくり費
車費と同様に月ごとの家計簿で記入した金額を、その他のやりくり費の家計簿に記入します。
その他のやりくり費の家計簿
●娯楽費について詳しく解説しています
家計簿のレジャー費や娯楽費とは何か|節約と贅沢を両立する方法
家計簿で家計を思うままに

項目ごとの残高がわかって、家計を管理しやすいよ
項目の特性により、扱いを変えることがポイント。
正しい家計簿の書き方を知ることで、計画的にお金を使うことができますよ!
是非あなたも、家計簿で思うままに家計管理しませんか♪
●この家計簿が難しいと感じた方にはもっと簡単に書けるものもあります
ずぼらさんも挫折しない家計簿|正しい考え方と具体的な書き方