この記事では、以下について解説しています。
・分類の悩みを解決する方法2つ
・自分に合った項目の決め方2Step
・我が家の項目と内容
・それでも分類に悩んだときの対処法
これを読めば、もう家計簿の分類に悩みません!
ぜひ、最後までお読みになってくださいね。
分類の悩みを解決する方法2つ
分類の悩みを解決する方法は、2つ。
- 目的で考える
- 自分に合った最小限の項目にする
1.目的で考える
分類で悩んだら、目的で考えると分類しやすくなります。
同じ外食でも、目的によって分類される項目は変わります。他にも、旅行中に食べたものは旅行費に入れるのが自然です。
ハガキや切手の場合。懸賞に応募するためのものなら娯楽費、友人に送るためなら交際費という具合です。
このように考えると、同じものでも状況により分類が変わることが分かるかと思います。
2.自分に合った最小限の項目にする
家計簿の項目は色々あり、多すぎると分類に悩みます。
自分に合った最小限の項目にすれば、分類がしやすくなります。
項目の決め方と、実際の我が家の項目も解説していきます。
自分に合った項目の決め方2Step
Step1.固定費
Step2.変動費
自分に最適な項目は、固定費と変動費を別々に考えます。
Step1.固定費
基本的に毎月出費がある項目は、設けましょう。
Step2.変動費
ここの項目設定が、かなり重要になります。
変動費は、項目と項目をまとめた複合費を作ることも検討します。
単独にすべき項目
毎月決まった予算を確保したい大切な項目は、単独で設定しましょう。
節約できるもの(または節約したいもの)で、決まった予算でやりくりできる項目も単独にします。
例えば外食費。大切な項目だけど節約したい場合、予算内でやりくりしようと思うなら単独にしましょう。
複合費にすべき項目
家計管理をラクにするコツは、それぞれの項目ごとに毎月一定の金額にすること。
毎月の出費が一定ではない項目同士をまとめましょう。多めの予算を確保でき、その中でやりくりが可能になります。
予算を一定にできれば、赤字を避けやすいです。
このように考えて決めれば、自分に最適な項目が見つかりますよ!
また、実際の我が家の項目と内訳を見れば、参考にできるかもしれません。
我が家の項目と内容
実際に我が家で決めているものと内容、一般的な内訳なども解説します。
固定費
固定費は出費があれば設定するだけなので、難しくありません。具体的な中身は、人により違うものもあります。
住居費
家賃・駐車場代
我が家では、家賃と駐車場代を住居費としています。駐車場代は別にしている方も多いかもしれません。
支払いがクレジットカードで一括の請求なので、この扱い方にしています。
他にも、固定資産税や火災保険料・住宅ローン・更新料を住居費にすることも。
水道光熱費
電気代・ガス代・水道代
光熱費は別々に請求が来るので、そのまま記入しています。
冬に灯油を購入する方は、そちらも入れましょう。
保険料
医療保険・生命保険・学資保険
学資保険は教育資金の貯蓄が目的なので、子供費にする家庭もあります。我が家では、保険料の扱いに。
車の保険は、車費に分類してます。
通信費
携帯・インターネット・NHK受信料
携帯やインターネット・NHK受信料など。こちらはそのまま記入しています。
「通信費」として項目をまとめる必要はありません。携帯やインターネットなど、それぞれ設けた方がわかりやすい場合もあります。
学費
高校の学費
小学校や中学校、高校の学費を記入しています。
大学の学費は高額なため教育資金で貯めてたものから支払っており、こちらには記入しません。毎月の家計簿とは別に管理してます。
お小遣い
夫・自分・子供
毎月決まった金額があると思うので、書きやすい項目です。
交通費・ガソリン費
定期代・電車・バス・ガソリン代
通勤や日常的な買い物で使用しているものです。
遠出や旅行でものは、レジャー費や旅行費に分類しています。
車費
自動車税・自動車の保険・車検・オイル交換・免許更新料・タイヤ購入費など
車の維持費やメンテナンス費用を車費にしています。
高速道路料金は目的別に分類しているので、ここには入れません。
変動費
我が家の変動費は、「食費・日用品費」「医療費」「特別費」「その他のやりくり費」の4項目のみです。
食費・日用品費
食品と日用品は、一緒に買い物をすることが多いもの。レシートが一緒になり、計算するのが面倒です。
外食は、その他のやりくり費に分類しています。
●食費と日用品費の簡単なやりくり方法を紹介しています
食費と日用品費の節約は専用財布で簡単に!メリット2つと方法を解説
医療費
病院代と薬代・マスクの購入など。健康のために節約すべきでないものを、医療費にしています。
毎月出費があるとは限りませんが、これだけは単独で設けるのがおすすめです。
子供費
子供のみに関わる支出全て(衣服費なども含む)
例えば外食。家族みんなでした外食はその他のやりくり費、子供のみがお出かけした時のものは子供費に分類しています。
子供に関する出費はある程度予算を確保したいので、あえて単独で設定しています。
特別費
家電の買い替え・家具・引っ越し費用
家電や家具の買い替えは、時期が予想しにくいので特別費にしています。
基本的に高額なので、単独で設けるのがおすすめです。
他にも、冠婚葬祭・旅行・帰省費用などを特別費にすることも。
その他のやりくり費
食費・日用品費・医療費・子供費・特別費以外すべての変動費を「その他のやりくり費」としてまとめて管理しています。
まとめることで、ある程度の予算を確保できます。まとめすぎると把握しにくくなることもありますが、私にはこれがベストです。
雑費も入れることで、無駄遣いを防ぐ狙いもあります。
それでも分類に悩んだ時の対処法
この場合の解決策は、3つ。
・その月限定で項目を作ってしまう
・雑費またはそれにあたる項目に分類する
・特別費に分類する
この3つから、一番しっくりくるものを選びましょう。
これで悩むことはなくなるはずです。
最適な項目で続く家計簿に
家計簿の分類を簡単にするコツは、目的で考えることと自分に合った最小限の項目を決めること。
何の目的での出費なのかと考えると、どこに分類すればいいのかがわかります。
ですので、同じものでも状況により分類される項目は変わります。
分類が簡単になるばかりでなく、最小限にすることで手間も減らせます。
これで家計簿が続けやすくなります!
最初はしっくりこないかもしれません。合っていなければ、また考え直せば大丈夫です。
ぜひ、参考にしていただけると嬉しいです♪
●家計簿の書き方についてはこちらで詳しく紹介しています!
ずぼらさんに最適!簡単かつお金の貯まる家計簿のつけ方を詳しく解説