食費が節約できないのは、適切な方法がわからないだけかもしれません。
大切なのは、食費の節約について基本から知ること。
この記事では、食費が節約できなくて困ってる方に向け、以下を解説しています。
・食費が節約できない原因3つ
・食費の範囲や予算の決め方・守り方
・具体的な食費節約方法5つ
これを読めば食費節約の基本が分かり、減らせるようになります!
ぜひ、最後までお読みになってくださいね。
食費が節約できない原因3つ
- 自分に合った予算を決めていない
- 雑誌などの情報に振り回されてる
- 食費の線引きが曖昧
食費を節約できないのはなぜなのか?
具体的な原因を解説します。
1.自分に合った予算を決めていない
予算を決めていないと、節約するのは難しいです。
目標がないと、具体的な方法も考えられません。
予算は、自分に合ったものでなければなりません。
一気に理想の金額を目指したくなるかもしれませんが、それは挫折原因になります。
まずは今と同じくらいか、少しだけ減らしたものにしましょう。
2.雑誌などの情報に振り回されてる
雑誌などに紹介されてる、「我が家の食費」など。それを目指すのは、無理があるかもしれません。
食費の範囲や家族構成はそれぞれ異なりますし、子供の年齢でも変わります。
家庭に合ったものでなければならず、数字だけを参考にするのはよくありません。
お米を買わなければならないのか、野菜をいただく機会の有無など。どこまで買うかで、食費はかなり変わります。
2.食費の線引きが曖昧
食費の線引きが曖昧だと、節約するのは難しいです。
どこまでを食費にするか、ある程度決めておくことが重要です。
外食費は、一気に食費を圧迫します。おやつや飲み物も、食費が高くなる原因になりがちです。
食費と一緒に考えるのかまたは別予算にするのかなど、一度考えてみましょう。
食費の範囲や予算の決め方・守り方
食費と日用品費は、まとめて管理するのがおすすめです。
なぜなら、一緒に買うことが多いから。それぞれいくらか確認するには、計算が必要です。
まとめて管理すれば、そうした手間を減らせて把握しやすくなります。
以下は、日用品費をまとめて管理することを前提として進めます。
Step1 .外食費の扱いを考える
Step2.お菓子や飲み物の扱いを考える
Step3.現状の食費・日用品費の把握
Step4.月の予算を決める
Step5.食費と日用品費専用のお財布で管理
Step6.予算の期間を細分化する
Step1.外食費の扱いを考える
外食費は、基本的に食費に含めません。
方法は2種類。
- 外食費だけの予算を設ける
- 娯楽費に含める
外食費を確保したい場合、それだけで予算を決めます。
決められなかったり確保するほどでないなら、娯楽費に含めるのがおすすめ。
外食が多い時は他の出費を減らして調整できますし、その逆も可能です。
Step2.お菓子や飲み物の扱いを考える
お菓子や飲み物も、どこまで食費に入れるのか考えます。大きく左右されないなら、食費に含めてしまって大丈夫です。
そうでない場合、方法は3種類。
- お菓子・飲み物代を別予算にする
- 子供のおやつ・飲み物代は別予算にする
- 娯楽費に含める
外食費と同じように、考えてみましょう。
●お菓子や飲み物代について解説しています
食費の中でお菓子や飲み物が高い!節約方法や家計簿での分類をご紹介
Step3.現状の食費・日用品費の把握
食費の範囲を決めたら、現状の出費を把握します。
食品と日用品のレシートを取っておき、1ヶ月分の合計を確認します。
レシートの出ないものもメモするなどし、足し忘れないよう気をつけましょう。
Step4.月の予算を決める
1ヵ月間の出費を確認し、それを参考に予算を決めます。
一気に減らすのではなく、様子を見ながら少しずつ減らしていきましょう。
Step5.食費と日用品費専用のお財布で管理
食費と日用品費専用のお財布を、用意しましょう。
予算だけ入れて使えば、残金がわかりやすくペース配分しやすくなります。
さらに、より守りやすくする方法があります。
Step6.予算の期間を細分化する
週単位や10日など。期間を短くすれば、さらに予算を守りやすくなります。
1ヵ月で60,000円より、10日で20,000円の方がペース配分しやすい
食費の節約は、ずっと続くもの。いかに、無理なく簡単に予算を守れるかが大切です。
具体的な食費節約方法5つ
- 食材ロスを減らす
- 買い物の回数を減らす
- お惣菜の購入を減らす
- 食材の底値を把握する
- 安くて栄養のある食材で量増し
自分に合った予算を決めることができれば、それに向けて頑張れます。
ここでは、しっかり節約するための具体的な方法を解説します。
1.食材ロスを減らす
食材ロスを減らすだけで、食費は節約できます。
そのためには、冷蔵庫の中身や食品の在庫を把握すること。
基本的に数日で消費できる分だけ入れるよう、心がけましょう。
買い物前には在庫を確認し、必要以上に買わないことが大切です。
2.買い物の回数を減らす
買い物の回数を減らせば、食費節約に繋がります。
それは、余計なものを買う機会を減らせるからです。
あらかじめ数日分のメニューを考え、買い物リストを用意して行きましょう。
これで無駄遣いの機会を減らせるだけでなく、買い忘れも防げます。
メニューを考える作業は、時間に余裕がある休日などがおすすめ。
※平日などの忙しいときは、疲れてできない可能性が高いです
ポイント
「焼くだけ」・「温めるだけ」など、簡単に作れるメニューを織り交ぜること
毎日行ってるなら2日に1回に、2日に1回なら3日に1回に減らすところから、始めてみませんか?時間の節約にもなりますよ!
3.お惣菜の購入を減らす
無理なく減らすには、簡単にできる代替メニューを知ること。
お惣菜よりも安く、あまり手間のかからないものをご紹介します。
お惣菜よりも安く手間のかからない食品
チルド食品
唐揚げやナゲットの他、ハンバーグや焼売などもあり、温めるだけで食べられます。
揚げるだけのもの
コロッケや魚のフライなど。
揚げ物は少し面倒ですが、メニューを考えなくていいのでラクです。
焼くだけの冷凍食品
冷凍餃子やチャーハンなど、簡単なだけでなく味も抜群です。
焼くだけのお肉やお魚
もやしなどの野菜で量増しし、さらに節約。
おいしく野菜まで摂れ、一石二鳥なうえあまり手間もかかりません。
4.食材の底値を把握する
食材の底値を知ることで、同じものでも安く買うことができます。
近くにあるお店をいくつか見て、どこで何が安いのか把握しておきましょう。
底値を知っていれば、買い時を逃すこともありません。
ただし、安くても必要量以上買うことのないよう、気をつけましょう。
5.安くて栄養のある食材で量増し
基本的にお肉やお魚は高いです。
安くて栄養のある食材で量増ししましょう。節約にもなり体にもいいので、おすすめです。
もやしやお豆腐・きのこ類など。他にもその時旬な野菜は安く買えるので、そういうもので量増ししましょう。
やり方が分かれば食費は節約できる!
食費が節約できないのは、適切な方法がわからない可能性が高いです。
食費の範囲や、家庭に合った予算を決めること。
さらに、それを守りやすい方法で管理することで、節約しやすくなります。
ぜひ、参考にしてみてくださいね♪