新築は決めることがたくさんあり、疲れます。照明は数も多く、判断を誤りがち。
ダウンライトが人気ですが、後悔するポイントも多いです。
この記事では新築時のダウンライトを検討中の方へ向け、以下を解説しています。
・ダウンライトのメリット4つ
・新築時のダウンライトで後悔すること8つ
・ショールームで見てみよう
これを読めばダウンライトでの後悔ポイントがわかり、失敗を避けられます!
ぜひ、最後までお読みになってくださいね♪
ダウンライトのメリット4つ
新築でのダウンライトで後悔しないために。
メリットを知れば、より必要性を判断しやすくなります。
- シンプルでおしゃれ
- 部屋が広く見える
- 掃除がラク
- 危険性が少ない
メリット①シンプルでおしゃれ
ダウンライトは、シンプルでおしゃれです。
インテリアの邪魔もせず、ラグジュアリーな雰囲気も出せます。
局所的に照らせるため、部屋やインテリアの演出が可能です。
メリット②空間が広く見える
ダウンライトは、天井に埋め込んで設置します。
フラットになるため、空間が広く見えます。
メリット③掃除がラク
ペンダントライトなどの照明器具のように、埃が溜まりません。
隙間から虫が入ることもなく、掃除がラクです。
掃除が苦手な方。なかなか時間が取れない方にもおすすめです。
メリット④危険性が少ない
危険性が少ないのも、ダウンライトのメリットです。
階段など。大きいものを運ぶ時に、引っかかる心配がありません。
また、地震で落ちにくいこと。小さいため、落ちたときの危険性も低いです。
新築時のダウンライトで後悔すること8つ
新築時にダウンライトにしたことで、後悔することもあります。
後悔する原因は、以下です。
- 器具を自分で交換できない
- セレクト
- 明るさが足りない
- レイアウト
- 寝転んだ時に真上にあると眩しい
- 気軽に変えられない
- 模様替えしにくい
- 必要なかった
それぞれ解説します。
後悔①器具を自分で交換できない
ダウンライトは、自分で器具の交換ができません。電気工事士さんに頼む必要があります。
ダウンライトは大きく分けて2種類。LEDユニットと照明器具が一体の一体型。別々に分かれる、LEDユニット交換型があります。
交換型はLED交換が自分でできますが、主流は一体型。
理由は、LEDも照明器具も寿命が10年ほどと言われること。交換型も照明器具が壊れれば、自分で交換できないためです。
寿命はあくまで目安。長く持つこともあれば、短い場合も。
ダウンライト交換時に必要な費用
◆交換時にかかる費用◆
・ダウンライト購入費
・交換費
・器具処分費
交換費は、依頼先により料金体系も金額も大きく異なります。いずれにしても安くはありません。
新築後10年ほど経つと、他にも交換時期が来るものはあります。
ランニングコストで心配したくない場合。ダウンライトはおすすめできません。
後悔②セレクト
ダウンライトのセレクトで、後悔することがあります。
一体型やLED交換型の他にも、以下の違いがあります。
- 拡散タイプが集光タイプか
- 付加機能
- 光色
それぞれ解説します。
拡散タイプか集光タイプか
□拡散タイプ
広い範囲に光を当てる・均一に照らしたい・明るさ感を重視
□集光タイプ
ピンポイントで光を当てる・陰影のメリハリをつける
光の広がり方のタイプで、後悔することがあります。
拡散タイプは、広い範囲に当てられます。均一に照らしたい場合や、明るさを重視する場合に適しています。
ピンポイントで光を当てるのが、集光タイプ。陰影のメリハリをつけるのに適しています。
キッチンの調理台や机など。作業する場所にも向いています。
付加機能
- 調光
- 人感センサー
- 角度調節
付加機能の有無で、後悔することもあります。
調光機能は、リビングや寝室で。人感センサーは、玄関や廊下で役立ちます。
機能が増えるほど、高価になります。なかには、調光機能は不要だったという人も。
角度調整が可能なユニバーサルタイプもあり、光を当てる位置を変えることが可能です。
光色
セレクトした色味で、後悔することもあります。
光色は、大きく分けて4種類。
光色の種類 | 色温度 | おすすめのシーン |
電球色 | 2700~3000K | くつろぎ・夕食・軽い読書 |
温白色 | 3500K | 団らん |
昼白色 | 5000K | 調理・作業・服選び・メイク |
昼光色 | 6200~6500K | 学習・読書・在宅ワーク |
シーンにより、おすすめの光色があります。それでも、好みの違いにより後悔することもあります。
どんなに明るいものを選んでも、暗いと感じることも。
後悔③明るさが足りない
シーリングライトに比べ、暗いと感じる人もいます。
日本人は明るい照明に慣れているためです。
特にリビングなど。作業をするような場所では、後悔する可能性がより高まります。
シーリングライト単体や、併用も検討しましょう。
トイレや廊下など。短時間しか使わない場所は、後悔が少ないです。
後悔④レイアウト
ダウンライトは、レイアウトでも後悔することがあります。
シーリングライトに比べ、照らせる範囲が狭いためです。
適切な場所への配置が難しく、後悔の原因になります。
例えば、ダウンライトが背面になった場合など。暗くなったり影ができるため、不快に感じます。
家具の位置などを考慮しながら、考えなければなりません。
後悔⑤寝転んだ時に真上にあると眩しい
ダウンライトの光は、一定方向に集中して出ます。寝転んだ時、真上にあると眩しいです。
どこで寝転ぶ可能性があるかまで、考える必要があります。
後悔⑥照明器具を気軽に変えられない
ダウンライトは、埋め込み式です。
シーリングライトのように、気軽に他の照明器具には交換できません。
照明の自由度を高めたい場合。シーリングライトなどを選んだ方が、気軽に変えれます。
後悔⑦模様替えしにくい
ダウンライトは、光が当たる位置が重要です。気軽に模様替えができません。
家具の買い替えや位置が変わることで、支障が出る可能性があります。
後悔⑧必要なかった
ダウンライトをつけたものの、必要なかったと後悔することがあります。
新築は高額なため、1つ1つの金額に無頓着になりがち。後から無駄に気づくことがあります。
ニッチ台など。照明が必須ではない場所は、後悔しやすい部分です。
ショールームで見てみよう
実際にショールームで見てみることで、イメージしやすくなります。
後悔を減らすのに役立ちます。
おすすめのショールームは、3つ。
- パナソニックショウルーム
- パナソニックバーチャルショウルーム
- オーデリックショールーム
パナソニックショウルーム
パナソニックショウルームは、全国にあります。商品の見学・相談・プランニングが可能です。
いずれも事前予約制。照明以外の設備が見れるのも、嬉しいポイントです。
パナソニックバーチャルショウルーム
バーチャルショウルームなら、家でも気軽に見れます。
忙しい方でも、好きな時間に見ることができます。
オーデリックショールーム
照明器具メーカー、オーデリックにもショールームがあります。
こちらは杉並区の本社のみ。
完全予約制のため、予約が必要です。
ダウンライトでの後悔を減らそう!
ダウンライトで後悔しないために。メリットや後悔する原因を把握しつつ、検討することが大切です。
ダウンライトのほとんどは、自分で交換ができません。電気工事士さんへ依頼する必要があり、数年後まとまった出費になる可能性も。
また、他にも注意すべき点がたくさんあります。
ぜひ、参考にしていただけると嬉しいです♪