検討中の人
壁をくり抜いて作る、ニッチ。
気軽に取り付けられないため、新築時が最適です。
ただし、あまり考えずに取り付けると失敗の原因に。
この記事では新築時のニッチで失敗しないために、以下を解説しています。
・新築で取り付けるべきニッチのメリット
・新築で知りたいニッチのデメリット
・ニッチで失敗しないための注意点6つ
・あると便利|おすすめニッチ2選
これを読めば取り付ける際の注意点がわかり、お気に入りのニッチが作れます!
ぜひ、最後までお読みになってくださいね♪
新築で知りたいニッチのメリット
ニッチは、壁をくり抜いて作られる飾り棚。
メリットを知ることで、魅力を活かすことができます。
ニッチのメリットは、4つ。
- 狭い空間を有効活用できる
- 部屋をスッキリ見せられる
- 導線の邪魔にならない
- おしゃれな空間を演出できる
狭い空間を有効活用できます。
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トイレや脱衣場など。収納スペースを増やすのが難しい場所におすすめ。
壁の内側になるため、見た目にもスッキリ。出っ張りを減らせ、導線の邪魔にもなりません。
飾るもの次第で、おしゃれな空間を演出できます。
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新築で知りたいニッチのデメリット
ニッチでの失敗を減らすには、デメリットも知りたいところ。
デメリットは、5つ。
- 掃除の手間が増える
- 設置できる場所が限られる
- 壁が薄くなる
- 個数やデザインにより高額になる
- 置くものによりダサくなる
それぞれ、解説します。
①掃除の手間が増える
ニッチを作ることで、掃除の手間が増えます。
埃が溜まるため、定期的な掃除が必要です。
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ニッチを掃除するには、置き物を寄せる手間があります。また、置き物自体の掃除も。
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置いてるものが多いほど、大変です。
②設置できる場所が限られる
ニッチは設置場所が限られます。
■設置できない場所■
・外周面(断熱材が入ってる場所)
・筋交いがある場所
・耐力壁のある部分
外周面は断熱材が入っているため、壁をくりぬけません。
筋交いや耐力壁のある部分も、避ける必要があります。耐震性を確保するためです。
③壁が薄くなる
ニッチは壁をくり抜くため、厚みが薄くなります。
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遮音性が下がるため、隣接する空間との兼ね合いに注意が必要です。
壁を厚くする方法もありますが、その分部屋が狭くなります。
④個数やデザインにより高額になる
ニッチの設置費用は、ハウスメーカーによりバラバラです。
また、個数やデザインにより高額になります。
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デザインによる要因は、以下です。
- 形状が特殊
- 壁を厚くする
- 照明を付ける
- コンセントを付ける
- タイルなどの装飾
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⑤置くものによりダサくなる
ニッチは、置くものにより逆にダサくなります。また、何も置かないと殺風景に。
物置と化すリスクもあるため、注意が必要です。

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ニッチで失敗しないための注意点6つ
失敗をなくすために。具体的に注意すべきことを解説します。
注意点は、6つ。
- 用途が明確なもののみ設置する
- 必要な大きさを検討する
- 適切な配置場所を考える
- 具体的なデザインを検討する
- 家族と設置について共有する
- ハウスメーカーによく確認する
①用途が明確なもののみ設置する
失敗を防ぐには、用途が明確なもののみ設置すること。
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用途を決めていれば、物置になるリスクを避けられます。
おしゃれさを演出するには、何を置くかが重要。ニッチは、見せる収納と心得ましょう。
②必要な大きさを検討する
用途を明確にすれば、適切な大きさも検討できます。
おしゃれにするには、余白が大切。
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特に装飾用のニッチ。ギチギチでは見た目が悪いため、ゆとりのあるサイズ感がおすすめです。
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トイレットペーパーだけなら、ゆとりは少なめでいいかもしれません。
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③適切な配置場所を考える
適切な配置場所を考えます。
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家具の配置や家事動線までイメージしましょう。
どんなサイズの家具をどこに置くのか。ニッチが隠れない位置にしなければなりません。
また、リモコンやコンセントをつける場合。動線も考えることで、使い勝手がよくなります。
④具体的なデザインを検討する
ニッチの具体的なデザインも検討しましょう。
- 形状
- カウンター
- 設備の有無
- 装飾の有無
ニッチをどんな形状にしたいか。
カウンターも検討が必要です。取り付けると、壁から出っ張ります。

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どこまで許容するかも考えましょう。
照明やコンセントなど。取り付ける設備や、壁紙やタイルなどの装飾の有無も検討します。
⑤家族と設置について共有する
家族と設置や用途について共有します。
完成後に別の用途になるのを防ぐためです。
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「掃除の手間が増える」「誰がどの用途で必要なのか」など。全てを共有し話し合うことで、失敗を防げます。
⑥ハウスメーカーによく確認する
ニッチの設置について、出来るだけ早くハウスメーカーに相談しましょう。
遅くなるほど、できることが限られるからです。
思っている場所に、必要な大きさのニッチが取り付けられるか。形や高さ・位置など。細かく確認します。
食い違いを防ぐためにも重要です。
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あると便利|おすすめニッチ2選
あると便利なおすすめのニッチを、2つ紹介します。
- リモコンニッチ
- 狭い空間を有効活用するニッチ
①リモコンニッチ
まずおすすめなのが、リモコンニッチ。
リビングダイニングは、スイッチがたくさんあります。
- 照明スイッチ
- 給湯器のリモコン
- インターホンモニター
- エアコンのリモコン など
まとめることで、スッキリします。
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リモコンの配置には注意が必要です。理想があるなら、具体的にハウスメーカーに確認しましょう。
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背面をマグネットボードにすれば、書類などを貼り付けることもできます。
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②狭い空間を有効活用するニッチ
狭い空間を有効活用するためのニッチもおすすめ。
トイレや脱衣場・洗面など。広いスペースを確保できない場所に活躍します。
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収納するものや並べ方には、注意が必要です。
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また、ニッチの裏側の空間には注意が必要。
トイレの流す音や洗濯機、出入りする音が聞こえやすくなる可能性があります。
新築時のニッチは用途を明確に
新築時は、ニッチを設置する最適なタイミング。
ただし、なんとなく作ると失敗します。

検討中の人
失敗を防ぐには、用途が明確なもののみにすること。
用途に合わせた大きさや、適切な位置に設置することが大切です。
ぜひ、参考にしていただけると嬉しいです♪