しいたけは酸っぱいにおいや味がしたら、食べるのはやめておきましょう。
この記事ではしいたけについて、以下を解説しています。
・酸っぱいしいたけは傷んでる
・酸っぱいしいたけを食べるとどうなる?
・他にもある!傷んだしいたけの見分け方
・おいしさ長持ち!しいたけの保存方法3つ
これを読めば、酸っぱいしいたけを食べてはいけないということだけなく、正しい保存方法までわかります!
ぜひ、最後までお読みになってくださいね♪
酸っぱいしいたけは傷んでる
酸っぱいにおいや味がする場合。傷んでるので、食べるのはやめましょう。
きのこは約90%が水分。水分が多いものは細菌が繁殖しやすく、傷みやすいです。
傷むと酸っぱいにおいなど、刺激臭がします。
また、温度が高くなるほどにおいを感じやすくなり、温めた時に異変に気づくことも。
傷んだものは、火を通しても食べれません。
酸っぱいしいたけを食べるとどうなる?
酸っぱいしいたけを食べると、食中毒になる可能性があります。
主な症状は、以下です。
- 腹痛
- 下痢
- 吐き気
- 嘔吐
- 発熱
症状が軽ければしっかりと水分補給し、様子をみましょう。
自己判断で薬を飲むと危険です。
原因菌を体内から排出する必要があるのに、薬で阻止してしまう可能性があるからです。
症状が重いと感じたり改善しなければ、病院へ行きましょう。
生焼けにも注意
しいたけに含まれるホルムアルデヒドやシアン化合物。
加熱が不十分だと残り、食中毒の原因に。
しいたけが傷んだ時の変化は、酸っぱいにおいや味だけではありません。
他にもある!傷んだしいたけの見分け方
酸っぱい以外にも、傷んでるしいたけを見分けるポイントがあります。
- ヌメリがある
- 赤茶や黒に変色
- カビが繁殖
1.ヌメリがある
ヌメリがあるものは、傷んでる可能性があります。
ヌメリだけでなく、においや色も確認しましょう。
2.赤茶や黒に変色
軸やカサの部分が赤茶や黒に変色してるものは、傷んでます。
カサの裏を見るとわかりやすいです。
新鮮なものは白いですが、時間が経つと茶色く変色。
さらに酸化が進むと、黒くなります。
3.カビが繁殖
カビが繁殖してるものは、傷んでます。
青や緑っぽいカビは、食べれません。
白いっぽいものは、カビでないかもしれません。
白い綿のようなフワフワしたもの。これは「気中錦糸(きちゅうきんし)」と呼ばれる、きのこの一部であることがほとんどです。
成長しようとしてできるもので、腐っているわけではありません。鮮度が落ちているわけでもなく、安心して食べれます。
おいしさ長持ち!しいたけの保存方法3つ
しいたけは水洗い不要です。
水で流すと、風味が落ちるためです。
気になる場合はキッチンペーパーで拭くか、軽く洗いましょう。
保存方法は、3つ。それぞれ解説します。
- 冷蔵保存
- 冷凍保存
- 干ししいたけにして保存
1.冷蔵保存
1週間以内に使い切れる場合は、冷蔵保存できます。
頭を下に、軸が上になった状態で冷蔵庫に入れましょう。
カサの内側にある胞子が落ちると、劣化します。正しい向きで保存すれば、鮮度が落ちにくく風味も保てます。
キッチンペーパーや新聞に包み保存袋に入れれば、より効果的。できるだけ空気を抜いて、保存しましょう。
2.冷凍保存
冷凍なら約1ヶ月保存できます。
うま味や香りが増すのもメリット。冷凍すると細胞壁が壊れ、中の栄養素が出てくるからです。
すぐ使わない場合や残りそうな時だけでなく、あえて冷凍するのもおすすめです。
- カサ・軸・石づきを切り離す
- 軸をラップに包む
- カサを必要な大きさに切る
- 保存袋に入れる
解凍は不要です。そのまま料理に使いましょう。
3.干ししいたけにして保存
干ししいたけにすれば、1~2ヶ月保存できます。
天日に当てると、ビタミンDが10倍に増えるというメリットも。(1~2時間当てるだけでも増やせます)
しいたけのエルゴステロールは、紫外線を浴びるとビタミンDへ変化します。
食物繊維やビタミンB1も10倍にアップします。
- 必要な大きさに切る
- ザルに並べる
- 直射日光の当たるところで干す
ザルに並べるときは軸側が上になるようにし、重ならないようにします。
所要日数の目安は、スライスしたものが2~4日・そのままのものは5日~1週間程度。
水分が残ると、カビの原因になります。気をつけましょう。
しいたけは正しく保存して酸っぱいを回避!
しいたけが傷むと、酸っぱいにおいや味がします。
加熱しても食べれません。
においや味以外にも、気づける変化があります。
一つの異変で判断できなくても、傷むとどうなるかわかっていると安心です。
正しく保存すれば、傷ませずおいしく食べ切ることができます。
ぜひ、参考にしていただけると嬉しいです♪