洗濯機の洗剤自動投入機能。便利ですが、デメリットも。
メリット・デメリット両方を把握したうえで購入すれば、失敗を防げます。
この記事では洗剤自動投入機能が気になってる方へ向け、以下を解説しています。
・洗濯機の洗剤自動投入のデメリット4つ
・洗濯機の洗剤自動投入のメリット5つ
・他にも!洗剤自動投入の便利な機能2つ
これを読めば洗剤自動投入機能のデメリットやメリットがわかり、必要かどうかを適切に判断することができます!
ぜひ、最後までお読みになってくださいね♪
洗濯機の洗剤自動投入のデメリット4つ
洗濯機の洗剤自動投入は便利ですが、中には合わない人もいます。
高い買い物だけに、失敗は避けたいところ。デメリットも把握しておきましょう。
- お手入れが必要
- お手入れをサボると故障する可能性
- 洗剤の種類を変えたら設定変更が必要
- 粉末洗剤などに対応していない
それぞれ解説します。
1.お手入れが必要
定期的に、洗剤タンクや洗剤経路のお手入れが必要です。
お手入れ頻度 | |
日立・東芝 | 2~3ヶ月 |
パナソニック | 約3ヶ月 |
シャープ | 6ヶ月 |
※ただし、シャープは1日2回洗濯をした場合の目安
シャープは、1日2回洗濯した場合の目安です。使用頻度により、もっと短くした方がよさそうです。
また、それ以外にもお手入れすべきタイミングがあります。
- 洗剤・柔軟剤の種類を変えるとき
- タンク内に残ったまま自動投入を1ヶ月以上使用しなった場合
- 投入口を開けたまま長時間放置した場合
- 残量が少ない状態で1週間以上補充しなかったとき
- タンク内の洗剤や柔軟剤がゼリー状になったとき
しばらく家を空ける場合など。長く使用しないときは、洗剤タンクの状態をコントロールする必要が出てきます。
2.お手入れをサボると故障する可能性
お手入れをサボると、故障することがあります。
特にパナソニックは故障しやすいようです。
洗剤経路で洗剤が固まってしまうと、掃除しても解決できないからです。
保証期間中であれば、無料で修理は可能。期間外だと2~3万円の修理代がかかります。
自動投入だけでなく、機能が多いほど故障の可能性は高まります。保証は手厚くしておくのがおすすめです。
また、シャープは洗濯するたびに投入経路に水が流れます。他のものに比べ、詰まりにくくなっています。
パナソニックをおすすめしないわけではありません。正しいお手入れができれば、心配いらないからです。
3.洗剤の種類を変えたら設定変更が必要
洗剤の種類を変えた場合には、設定変更が必要になります。
ほとんどは、水30Lに対する使用量を設定するタイプ。
アプリで銘柄を登録するものもあります。
面倒では無いものの、手動にはない作業。忘れないように注意が必要です。
4.粉末洗剤などに対応していない
洗剤自動投入には、対応していない洗剤もあります。
基本的に液体洗剤と柔軟剤のみ。粉末やジェルボール・おしゃれ着洗剤は使えません。従来通り、手動で入れる方法になります。
ただし、パナソニックの一部機種のみおしゃれ着洗剤も自動投入が可能です。
頻繁に使用しない場合。お手入れのタイミングで捨てることになります。コンスタントに使わない場合には、不要な機能です。
手動で入れる場合。自動投入機能をオフにしなければなりません。オン・オフのし忘れにも注意が必要です。
また、液体洗剤や柔軟剤でも使用できないものも。
自動投入で使用できない液体洗剤・柔軟剤
■パナソニック
レノアハピネス・レノア超消臭
香り付けのためのカプセルなどが含まれています。故障の原因になるため、使用できません。
■東芝
ダウニーなど粘性が高いもの・水30Lに対する使用量が30mlを超えるもの
粘性の高い洗剤は故障の原因になるため、使用できません。使用量が多すぎるものも、設定できません。
□縦型は本体サイズに注意が必要□
縦型は洗剤自動投入機能が付くことで、本体サイズが大きくなります。(奥行きと高さ)
大きな差ではないものの、蛇口の高さが合わない可能性も。
取り付け可能か、必ず確認しましょう。
洗濯機の洗剤自動投入のメリット5つ
洗剤自動投入のメリットは、計量の手間が省ける以外にも。
5つ紹介します。
- 計量の手間が省ける
- 洗剤の入れすぎを防げる
- 洗剤の量をお好みで設定できる
- 洗剤の置き場所が不要に
- 入れもののヌルヌルから解放される
1.計量の手間が省ける
洗剤自動投入があれば、計量の手間が省けます。
洗濯物を入れ、フタをしてスイッチを押すだけです。
忙しい毎日。家事の手間を少し減らせるだけでも助かります。
2.洗剤の入れすぎを防げる
きっちり計量できるため、入れすぎを防げます。
洗剤だけでなく、水や電気代の無駄も減らせます。また、仕上がりに変化も。
適量なら泡切れの悪さがないため、すすぎが長くなるのを防げます。
また、柔軟剤が多すぎると吸水性が悪くなります。適量なら仕上がりもフワフワです。
3.洗剤の量をお好みで設定できる
洗剤の量を、お好みで設定できます。
「少なめ」「標準」「多め」からセレクト可能です。
液体洗剤・柔軟剤、それぞれ選べます。
4.洗剤の置き場所が不要に
洗剤自動投入機能があれば、近くに洗剤を置く必要がありません。
スペースに余裕ができ、見た目にもスッキリします。
洗剤ボトルも必要ないため、詰め替え用だけ購入することも可能です。
5.入れ物のヌルヌルから解放される
何度も注ぐうちに、ボトルのキャップやフタが洗剤でヌルヌルになります。
自動投入なら、そんなストレスから解放されます。
また洗剤自動投入には、機種により他にも便利な機能があります。
他にも!洗剤自動投入の便利な機能2つ
洗剤自動投入の中でも、一部の機種だけに付いている便利な機能を紹介します。
- アプリと連携機能
- 自動2度洗いコース
1.アプリと連携機能
携帯アプリと連携できるものも。日立・パナソニック・シャープから出ています。
たくさんの機能があり、色々なことができます。
- 洗濯状況の確認
- 様々な通知
- 洗剤のオンライン購入サービス
- 洗剤や柔軟剤の銘柄を簡単設定
スマホから洗濯状況の確認ができます。
運転終了や終了予告・洗剤が減ったとき・トラブルのお知らせ(洗濯物の取り出し忘れ・エラー)など。教えてもらえると助かる通知機能があります。
また、洗剤のオンライン購入サービスも。複数の家電量販ECサイトから買えます。さらに、アマゾンへ自動で再注文することも可能。
アプリなら、洗剤や柔軟剤の銘柄で設定できるのも魅力です。
2.自動2度洗いコース
東芝の洗濯機には、「自動2度洗いコース」や「予洗いプラスコース」も付いています。
がんこな汚れなど。自動で2度洗い=洗剤も2回投入してくれます。
長時間のつけ置きや、手洗いの手間がなくせるのがメリットです。
洗濯機に必要な機能を見極めよう!
洗濯機の洗剤自動投入は、メリットだけでなくデメリットもあります。
計量の手間はなくなりますが、定期的なお手入れが必要です。
また、縦型洗濯機は本体が少しだけ大きくなります。蛇口の位置が合わない場合もあるので、必ず確認しましょう。
必ずしも、機能は多いほどいいとは限りません。自分に必要かどうかが大切です。
ぜひ、参考にしていただけると嬉しいです♪
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