ペットボトルを直飲みしても、飲みきれないことがあります。
この記事では、「ペットボトル飲料を開封したら、どのくらいまで飲めるのか?」という疑問について、解説しています。
・直飲みペットボトルはいつまで飲める?
・コップに移して飲んだ場合
・細菌が増殖しすぎたらどうなる?
・気温・飲み物別の細菌増殖率
ぜひ、最後までお読みになってくださいね♪
直飲みペットボトルはいつまで飲める?
直飲みしたペットボトルは、いつまで飲めるのか。
サントリーのウェブサイトによると、当日中となっています。また伊藤園のウェブサイトによればもっと短く、8時間以内とのこと。
口内には無数の細菌が常在しており、直飲みするとそれらが飲み物に入り込みます。
細菌が繁殖するのに必要な三要素(水分・湿度・栄養)が揃うので、そこからどんどん増殖。
ですので、直飲みしたものはたとえ冷蔵庫に入れたとしても、早めに飲んだ方が良さそうです。
コップに移して飲んだ場合
コップに移して飲んだ場合は、どのくらい飲めるのか。
サントリーのウェブサイトによると、1L以上の大容量入りのものは2〜3日。500ml入りのものは、当日中に飲んで欲しいとのこと。
また伊藤園のウェブサイトでは、無糖茶飲料や水は2〜3日。野菜・果実飲料は3〜4日で飲み切って欲しいとのことでした。
コップに移して飲んでも、開封した時点で空気中の細菌が入ることは避けられません。
細菌が増殖しすぎたらどうなる?
では、細菌が増殖しすぎたらどうなるのか。
1mlあたりの生きてる菌の数が100万個を超えると、食中毒の可能性が出てきます。
仮にそれ以下だったとしても、その時の体調次第で下痢や腹痛になることもあります。
見た目や臭いに変化が出てくるのが、細菌の数が1mlあたり1,000万個を越えたあたり。それ以下なら、見分けるのは困難です。
気温や湿度・飲み物により、細菌が増殖する速度は変わります。
どんな条件で増殖しやすくなるかを知っておけば、判断に役立つかもしれません。
気温・飲み物別の細菌増殖率
気温や飲み物による増殖しやすい条件を、それぞれ解説します。
気温30度前後が一番増殖しやすい
細菌は気温30度前後が、最も増殖しやすくなります。湿度が高ければ、なおさらです。
外出中は冷蔵庫に入れるのが難しいので、気温に気を付けつつ心配な時は飲まないようにしましょう。
糖分が入ってると増殖しやすい
飲み物によっても、増殖スピードは異なります。
大きな違いは、糖分が入ってるかどうか。
意外ですが、麦茶は無添加で保存料が入っていないため、細菌の増殖が早いようです。
また糖分が入っていても、スポーツドリンクやオレンジジュースは雑菌が苦手な酸性のため、お茶よりも遅いです。
開封後のペットボトルは冷蔵保存でお早めに!
ペットボトル飲料を直飲みした場合、冷蔵庫に入れても入れなくても当日中に飲むことが推奨されています。
どのように細菌が増殖するかを知ることで、推奨されてる期限を守るようになりました。
理想は、可能な限り直飲みは避け、冷蔵保存で早めに飲み切ることです。
参考にしていただけると、嬉しいです♪