おにぎりの常温での日持ちは、具や温度で変わります。
この記事ではおにぎりの常温での日持ちが気になる方へ向け、以下を解説しています。
・おにぎりの常温での日持ち
・傷んだおにぎりの見分け方
・傷みにくくする方法5つ
・長時間の持ち出しに徹底すべきこと2つ
これを読めば常温での日持ちだけでなく、傷んだおにぎりの見分け方までわかります。
ぜひ、最後までお読みになってくださいね♪
おにぎりの常温での日持ち
手軽に食べられて便利なおにぎり。家で食べるだけでなく、お弁当に持っていく機会が多いもの。
常温での日持ちはどこまで大丈夫なのか、気になります。
おにぎりの常温での日持ちは、具や温度で大きく左右されます。
- コンビニおにぎりの場合
- 生ものはなるべく早く
- 10℃以下なら24時間まで
- 25℃以下なら12時間まで
- 25℃以上なら数時間
コンビニや手作りの日持ちを、それぞれ解説します。
1.コンビニおにぎりの場合
コンビニおにぎりには、消費期限が記載されています。
あくまで、直射日光や高温多湿を避けて保存した場合のもの。
また、消費期限は具により異なります。なかには、要冷蔵のものもあります。
ショーケースの温度は、コンビニ各社で違います。大体18~22℃のようです。
保存方法を守り、おにぎりに表示された期限内に食べましょう。
2.生ものはなるべく早く
具が生ものの場合は、すぐに食べなければなりません。
生ものは冷蔵保存が必須だからです。
外出先に持って行くことはできません。食べる直前に作れる場合のみにしましょう。
3.10℃以下なら24時間まで
10℃以下の寒い時期や場所なら、24時間もちます。細菌がほとんど繁殖できないからです。
温度の低い状態を維持できれば、前日の夜に作ったものも持って行けます。
4.25℃以下なら12時間まで
25℃以下なら、12時間までもちます。一般的な室温の平均は、約25℃です。
暑くも寒くもない温度帯なら、12時間以内と考えてもいいかもしれません。
5.25℃以上なら数時間
気温が高い場合、数時間で傷みます。
細菌が最も繁殖しやすいのが30~40℃。30℃を超えると、2~3時間ほどで傷む可能性があります。
また、25~30℃でも危険です。
長時間高温に置くことは避けましょう。
傷んだおにぎりの見分け方
常温にもかなり幅があり、温度により日持ちは変わります。
目安はありますが、湿気などの要因で傷むことも。
傷んだおにぎりを見分けられれば、より安心です。
においや食べた時の違和感で気づけます。
- 酸っぱい臭い
- 粘りがある
- 糸を引く
- 酸味がある
酸っぱい臭いなど。異変を感じたら食べるのはやめましょう。
また、粘りがあったり糸を引いてる場合も傷んでます。
食べた時に酸味があるものも、食べれません。
おにぎりを傷みにくくする方法5つ
- 炊飯時に酢をプラス
- 素手で触らない
- 傷みにくい具を選ぶ
- 冷めてから包む
- 海苔は食べる直前に
作り方を工夫することで、傷みにくくできます。
より安心して食べるために、できることは5つ。
1.炊飯時に酢をプラス
ご飯を炊く際にお酢をプラスすれば、傷みにくくなります。
お酢には殺菌効果があるからです。
お酢はお米2合に対し、大さじ1が目安。少量なので、酢の味は感じません。
■暑い時期の炊飯はタイマー予約に注意■
気温の高い時期の炊飯タイマーは、注意が必要です。
一晩中炊飯器に入ってるだけで、お米が傷みます。
朝に炊飯する時間がない場合。夜に炊いて、冷蔵保存するのがおすすめです。
2.素手で触らない
素手で触らないことで、細菌の繁殖を抑えられます。
どんなに綺麗に手を洗っても、細菌は残ります。
ラップやビニール手袋を使用し、触らないようにしましょう。12時間後の細菌数を、素手の1/150にまで抑えられます。
箸などは清潔なものを使用し、細菌を付着させないことが大切です。
3.傷みにくい具を選ぶ
傷みにくい具を選びましょう。
傷みにくい具
- 梅干し
- 昆布の佃煮
- 塩分多めの焼き鮭
梅干しは殺菌効果があるため、傷みにくいです。昆布の佃煮や焼き鮭など。濃い味付けのものもおすすめ。
塩分の多さや、水分の少なさがポイントになります。
傷みやすい具
- ツナマヨ
- 鮭フレーク
- おかか醤油
- 炊き込みご飯
- チャーハン
水分や油分が多いものや、卵は傷みやすいです。
炊き込みご飯やチャーハンなど、具の多いものも長くもちません。具や調味料の水分も加わるためです。
4.冷めてから包む
ラップに包むのは、おにぎりが冷めてからにしましょう。
傷みやすい温度帯を避けるため、早く冷ましたいからです。
また、水分が多いと傷みやすくなります。蒸気を飛ばしてから包んだ方が、細菌の繁殖を抑えられます。
5.海苔は食べる直前に
海苔は食べる直前に巻きましょう。
お米の湿気がつくことで、傷みやすくなるからです。
おにぎりフィルムを使えば、海苔とご飯を分けて持っていくのに便利です。
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長時間の持ち出しに徹底すべきこと2つ
子供がスポーツをしていると、おにぎりを持たせる機会は多いです。
暑い場所を避けられない場合。常温のままでは、どんなに工夫しても傷みます。
安全に持って行くために、徹底すべきことは2つ。
- 直射日光を避ける
- 高温にならないようにする
直射日光が当たらないようにします。
暑さに関係なく、徹底しなければなりません。
また、高温にならないようにしましょう。
夏は保冷剤だけではなく、保冷バッグやクーラーボックスも併用します。
しっかり保冷できれば、暑い季節にも持って行けます。
おにぎりの常温での日持ちは温度で変わる!
おにぎりの常温での日持ちは、具や温度で変わります。
生ものだけは、どんな温度でもすぐに食べましょう。
一般的な常温の25℃以下なら、12時間まで食べれます。
10℃以下で保存できれば、24時間まで。冬など、暖房の効いていない部屋での保管なら常温でも長くもちます。
暑い場所では、保冷剤だけでなく保冷バッグやクーラーボックスを併用しましょう。
ぜひ、参考にしていただけると嬉しいです♪