レジャー費や娯楽費などの分類を簡単にするには、中身を知ることはもちろん、自分に合った項目設定が大切です。
これで、節約と贅沢を両立することも可能になります。
この記事では、以下について解説しています。
・レジャー費・娯楽費とは何か
・レジャー費・娯楽費と分類に悩む項目
・自分に合った項目を決める3Step
・項目をまとめるメリット3つ
・さらにやりくりを可能にする方法
ぜひ、最後までお読みになってくださいね。
レジャー費・娯楽費とは何か
家計簿をつけていて悩むのが、項目の分類ですよね。
レジャー費や娯楽費という項目の内訳は、これが正解という線引きがありません。
フォーマットが決まっている家計簿を見ても、項目設定はバラバラです。
「娯楽・レジャー費」となっているもの。「レジャー」のみだったり、どちらも設定されていないものまであります。
レジャー費
旅行や近場へのお出かけなど。
旅行やお出掛けに関わる交通費や食事などは、全てこれに含めます。(旅行は旅行費として単独の項目にしたり、特別費にする方も)
娯楽費
娯楽費とは、趣味や遊びに使うお金のことです。
個人的には、「遊び」や「生活必需品以外に使うお金(外食含む)」を娯楽費にしています。(外食は外食費として別に管理する方も)
レジャー費・娯楽費と分類に悩む項目
同じものでも、状況により分類が変わることがあります。例えば外食費。
旅行中の外食はレジャー費。友人との食事は交際費。家族で休日に行ったものは娯楽費、または外食費に。(外食を食費にしている家庭も)
このようにレジャー費や娯楽費はじめ、変動費には分類に悩む項目がたくさんあります。
変動費の中でも、分類に悩む項目
レジャー費・娯楽費・交際費・外食費・美容費・被服費・子供費・趣味費・雑費
これらを全て設定する必要はありません。
分類を簡単にするには、自分に合ったものにすることがポイントです。
自分に合った項目を決める3Step
自分に合ったものにすれば、節約もしやすくなります。
Step1.節約できないものは、単独で項目を設ける
レジャー費のなかでも旅行が趣味の場合。毎月必ず決まった予算を確保したいなら、単独の項目を作りましょう。
Step2.毎月一定の予算にできるものは、単独で設ける
毎月一定の予算にできるものは、単独で設けましょう。
最低限の予算を決め、その中でやりくりしようと思うなら、単独にしましょう。
Step3.残りは、ひとまとめで一緒の項目にする
Step1.とStep2.で残ったものは、すべてまとめて「娯楽・レジャー費」という項目にするのがおすすめです。
(ここでは「娯楽・レジャー費」という名前で進めますが、項目名は自由に決めていただいて大丈夫です)
※娯楽費・レジャー費それぞれの予算を決めれるなら、まとめる必要はありません。
項目をまとめるメリット3つ
項目をまとめることで、様々なメリットがあります。
メリットは3つ。
1.やりくりできる幅が広がる
まとめることで、それぞれの項目同士でのやりくりが可能になります。
例えば、娯楽費とレジャー費。単独で、それぞれの予算が10,000円の場合。
項目をまとめ予算を20,000円にすれば、どちらかの出費が多くてももう一方を減らし、調整することができます。
毎月の支出額が一定でなく予算が決めれないものも、まとめることで可能になったりします。
2.予算を高額にできる
単独よりも、「娯楽・レジャー費」としてまとめた方が、予算を高く設定することができます。
高額の支出も可能になり、節約しつつも欲しいものやしたいことが実現可能に。
3.無駄遣いを減らせ、大切なものがわかる
予算内でやりくりするので、「お金をどう有意義に使うか」考えやすくなります。
結果、無駄遣いが減らせます。
さらに、我慢できるものとそうでないものに気づき、大切なものが分かります。
さらにやりくりを可能にする方法
レジャー費や娯楽費は、まとまった予算が必要なものもあります。
例えば、旅行。
項目をまとめて予算を高くしても、足りない可能性があります。
項目ごと残金を繰り越せば、さらに高額の出費にも対応できます。
その方法を、家計簿の書き方とともに紹介します。
Step1:予算を決める
「娯楽・レジャー費」について、以下を考えてみましょう。
- 年間にどのくらい出費があるか
- 年間にどのくらい予算を確保したいか
- 予算は無理なく実現可能な金額か
予算を決めたら、それでやりくりしてみましょう。
少しづつでも、残金が増えていくのが理想です。赤字が続くようなら、予算を考え直します。
初心者さんも簡単に管理できる!貯まる家計簿の予算の立て方を解説
Step2:毎月決まった予算で支出する
月ごとの家計簿に、決めた予算を記入します。
Step3:項目ごとに残金を繰り越してやりくりする
家計簿とは別に、項目を単独で管理します。
下記のようにお小遣い帳形式で繰り越し続け、やりくりしていきます。
この方法により予算内で計画的に、まとまった出費にも対応できます。
節約も贅沢も両立できる!
レジャー費や娯楽費をはじめ、変動費の中には分類に悩むものがたくさんあります。
項目は単独で設けるだけでなく、複数のものをひとまとめにした方が、分類や節約がしやすくなるものもあります。
項目ごとに残金を繰り越すことで、さらにやりくりの幅が広がります。
これで予算を守りつつ、高額な買い物や旅行も可能です。
日ごろから繰り越しの残金に余裕を持たせておけば、まとまった出費にも赤字にならずに対応できます。
ぜひ参考にしてみてくださいね♪