この記事では、以下について解説しています。
・美容費は設定しないのがおすすめ
・美容院代や化粧品代の扱い方2つ
・やりくりしやすくする複合費の考え方
ぜひ、最後までお読みになってくださいね。
美容費は設定しないのがおすすめ
美容費とは、美容院や化粧品など美容に関する支出のことです。
美容費の設定は、基本的に推奨しません。
我が家では、家計簿をできるだけ簡単で管理しやすい方法にしています。
できる限り各項目ごとに月の予算を固定し、それを守るというもの。
この方法にすれば、毎月の家計の支出をほぼ一定に保つことができ、計画的に家計管理ができます。
美容院には毎月行くわけではないですし、化粧品も毎月購入しません。月により金額が変わり、予算を固定するのが難しいです。
このような理由から、美容費は設定しないのがおすすめです。
美容院代や化粧品代の扱い方2つ
美容費という項目を、なしにした場合。
美容院代や化粧品代は、どの項目に分類するのか。
扱い方は、2つ。
1.おこづかいから出す
美容院や化粧品の出費は、男性に比べお金がかかります。
おこづかいが少ない方は、予算を増やしてもいいかもしれません。
シャンプーは何費か
一般的な安いものは、日用品費。
こだわりのある高価なものは、美容費と同じ扱いがおすすめです。
2.他の項目と合併した複合費に分類
美容費は、他の項目とまとめた複合費を作り、そこに分類するのがおすすめです。
複合費とは
我が家では、交際費・娯楽費・交通費・レジャー費・美容費・衣服費・雑費をまとめ、複合費にしています。
(これに外食費と旅行も一緒にしてます)
これらの項目は、支出額が毎月一定ではありません。
複合費のメリット
一般的な項目で個々に予算を決めるよりも、合わせることで設定金額を高くすることができます。
トータル額が同じでも、やりくりの幅が広がります。
例えば交際費と美容費をまとめ、「今月は美容院に行きたいから、交際費は少なめに抑えよう」など。
個々に設定すると守るのが難しい予算も、まとめることで可能になります。
複合費のデメリット
項目をひとまとめにしますが、まとめすぎるとやりくりしにくい場合もあります。
自分に合った項目を、考えてみましょう。
やりくりしやすくする複合費の考え方
やりくりしやすくする、複合費の具体的な考え方や方法を解説します。
贅沢の上限を決めて節約
毎月同じ予算にすることが難しいものを、ひとまとめにする。それに加え、同じ意味合いのあるものをまとめる方法です。
例えば美容院。必要なものですが料金に幅があり、高額なら「贅沢」と言えます。
美容費と被服費を複合の項目にした場合。
「今月は美容費にお金をかけたいから、服を買うのは我慢しよう」など。贅沢できる金額の上限を決め、使いすぎを防ぎます。
繰り越してさらに自由に
まとめた項目の残額を繰り越せば、さらに自由にやりくりできます。
家計簿には決まった予算を記入し、残金はそのまま専用の封筒などに入れて繰り越します。
高額なものが欲しい時や旅行に行きたい場合など、計画的に貯めれば実現できるというもの。
節約するうえで欲しい物やしたいことを、全て実現することは難しいです。
節約すべきものは、支出を抑える。貯金を守りながら、楽しみを取り入れたいですよね。
●予算の立て方について詳しく紹介しています
初心者さんも簡単に管理できる!貯まる家計簿の予算の立て方を解説
美容院代と化粧品代は無理なく予算を確保
美容費・美容院代の扱い方は、その人や家庭により最適な方法が異なります。
項目をまとめたり繰り越したりするなど、扱い方次第で家計管理が楽に。
予算を守りながらも、より計画が立てやすくなります。
この方法は、初めは窮屈に感じるかもしれません。
やりくりするうちに自分の大切なものがわかり、本当に必要なものにお金を使えるようになります。
ストレスが無くなるだけでなく、自分に自信がつきさらに幸せ度が増しますよ。