パン粉を買っても、使いきれず無駄になることがあります。「買わずに済ませられたらいいのに」と思っていませんか?
パン粉なしでもおいしいハンバーグは作れます。また、代用品で作る方法も。
この記事では、「ハンバーグをパン粉なしで作るとどうなるか」気になっている方へ向け、以下を解説しています。
・パン粉なしのハンバーグはどうなる?
・ハンバーグに入れるパン粉の役割3つ
・ハンバーグのパン粉を代用!おすすめ8つ
これを読めば、パン粉を入れなくてもおいしいハンバーグが作れます!
ぜひ、最後までお読みになってくださいね♪
ハンバーグはパン粉なしだとどうなる?
ハンバーグはパン粉なしでもおいしいです。
食感はパン粉ありに比べ、なめらかさはありません。肉感が強く、硬めのハンバーグに仕上がります。
パン粉あり | パン粉なし |
やわらかい | 硬めで肉肉しい |
おいしいですが、好みが分かれます。
ハンバーグに入れるパン粉の役割3つ
ハンバーグに入れるパン粉の役割は、3つ。
- やわらかくする
- つなぎ
- 肉汁を逃さない
パン粉は肉や野菜の水分を吸収します。これにより、やわらかいハンバーグに。
また、水分の吸収で粘着力を増します。つなぎの役割をし、崩れにくくなります。
流れ出した肉汁を保持する役割も。これにより、ジューシーに仕上がります。
ハンバーグのパン粉を代用!おすすめ8つ
- 食パンなど甘味のないパン
- 高野豆腐
- 麩
- 玉ねぎまたはレンコン
- 小麦粉または片栗粉
- 塩
- おからパウダー
- 豆腐
パン粉は同じような役割をしてくれるもので代用できます。
おすすめを8つ紹介します。
1.食パンなど甘味のないパン
パン粉は、食パンで代用できます。
フードプロセッサーを使うか、冷凍すればおろし器ですりおろすことも可能です。また、手でちぎるだけでも。
フランスパンなど、甘味のないパンなら代用可能です。
2.高野豆腐
高野豆腐を使う方法もあります。
水に戻して使う場合。水気を切り、みじん切りにします。牛乳は使いません。
また、乾燥した状態のまますりおろす方法も。サラサラの状態になるので、牛乳に浸して使いましょう。
挽き肉250gに対して1枚、牛乳大さじ3が目安です。
高野豆腐は、糖質をカットできるメリットもあります。
3.麩
麩は保水力が高いので、パン粉の代用として使えます。
フードプロセッサーを使うか、おろし器で細かくしましょう。
面倒な場合。ポリ袋に入れ、めん棒で叩いて細かくする方法も。フードプロセッサーやおろし器の方が仕上がりはなめらかです。
細かくした麩はパン粉と同様、牛乳に浸して使いましょう。
4.玉ねぎまたはレンコン
玉ねぎ、またはレンコンで代用する方法もあります。
通常ハンバーグにはみじん切りの玉ねぎが入っています。
それとは別に、パン粉の代用としてすりおろした玉ねぎかレンコンを入れます。
挽き肉200gに対し、50gが目安。
ハンバーグをやわらかくする効果があり、また甘味も増します。
5.小麦粉または片栗粉
小麦粉や片栗粉も代用で使えます。
具に混ぜ込むのではなく、表面にまぶします。
肉汁が流れ出るのを防ぎ、ジューシーに仕上げられます。
6.塩
塩も代用で使えます。
塩はたんぱく質を分解する作用があり、こねると肉に粘り気が出てきます。
欧米のハンバーグはパン粉ではなく塩が入ってるのが一般的です。
保水性もあるため、肉汁を逃さずジューシーな仕上がりになります。
使用量は挽き肉250gに対し、2gが目安です。
7.おからパウダー
おからパウダーでも代用できます。
パン粉と同様、そのまま牛乳に浸せるので便利です。
挽き肉200gに対し、おからパウダー大さじ3・牛乳大さじ2が目安です。
カレーや鍋・飲み物など、多用途に使えます。パウダーなので気軽に使えるのも、無駄にならないポイントです。
8.豆腐
豆腐もパン粉の代用になります。
挽き肉に対し豆腐の量が多いので、ヘルシーです。また、ふんわりとしたハンバーグになります。
絹ごしでも使えますが、木綿豆腐がおすすめです。
使用量は挽き肉200gに対し、豆腐100gが目安。
30分ほど水切りしてから使いましょう。
パン粉なしでもおいしいハンバーグは作れる!
パン粉を買っても使う用途が限られ、無駄になりがちです。
ハンバーグ作りに、パン粉は必ずしも必要ありません。
パン粉なしのハンバーグは、硬めで肉肉しい仕上がりになります。
また、パン粉と同じような役割を果たしてくれるもので代用も可能です。
ぜひ、参考にしていただけると嬉しいです♪