豚汁の日持ちは、保存状態で変わります。
この記事では、豚汁について以下を解説しています。
・豚汁の日持ち
・豚汁が傷んでるかどうかの見分け方
・豚汁の正しい保存方法
・簡単リメイクで食べ切る!おすすめ4つ
これを読めば豚汁の日持ちや見分け方・正しい保存方法がわかり、おいしく食べ切ることができます!
ぜひ、最後までお読みになってくださいね♪
豚汁の日持ち
豚汁の日持ちは、保存状態で異なります。
常温では当日中。気温が高いと数時間で傷みます。
冷蔵保存すれば3〜5日ほど。冷凍では約1ヶ月です。
一般的に30℃〜40℃で繁殖する細菌が多いです。10℃以下または60℃以上ではほとんど増殖しません。
繁殖しやすい温度が長くなるほど傷みやすくなります。
日持ちはあくまで目安です。傷んでるかどうかの見分け方を知れば、適切に判断できます。
豚汁が傷んでるかどうかの見分け方
カビが繁殖してる以外にも、見分ける方法はあります。
臭いや見た目・食べた時の違和感で気づけます。
- 酸っぱい臭い
- 発酵したような臭い
- 表面に白い膜が張ってる
- 汁にとろみがつく
- 糸を引く
- 酸味
- 苦味
酸っぱい臭いや発酵してるような臭いがしたら、傷んでる可能性が高いです。
白い膜が張っている場合。加熱しても溶けなければ、傷んでます。
汁の粘度が増してどろっとしてたり、具を持ち上げた時に糸を引く場合も食べるのはやめましょう。※里芋は元々糸を引くため、他の食材で確認します
臭いや見た目で気づけなくても、味に違和感がある場合もあきらめましょう。
酸味や苦味があるものは、傷んでます。
豚汁の正しい保存方法
基本的に、冷蔵保存がおすすめです。
状況により常温保存しかできない時もありますし、食べきれない時には冷凍保存もできます。
保存方法別に、ポイントを解説します。
冷蔵・冷凍できない時の常温保存の仕方
常温保存は長く持ちません。
冷蔵庫や冷凍庫に入れられない場合、傷むのを先延ばしすることはできます。
寒い季節なら、気温の低い場所に置けば当日中は大丈夫です。
気温が20℃を超える梅雨や夏の時期は、数時間で傷みます。
そんなときは、3.4時間おきに火を入れしましょう。中心部までしっかり火が通るよう、混ぜながら加熱します。
食中毒を防ぐには、75℃以上で1分以上の加熱が必要です。沸騰する直前に火を止めるようにすれば、味噌の風味も飛びません。
これで少しは傷みにくくなります。
冷蔵保存
豚汁は冷蔵保存が理想です。
調理後はできるだけ早く粗熱を取り、冷蔵庫に入れるのがポイント。
粗熱を取らずに入れると、冷蔵庫に入ってる他のものが傷みます。
冬の寒い時期は、気温の低い場所に置くだけで粗熱が取れます。
そうでなければ、大きめのボウルに冷たい水や氷水を入れて冷ましましょう。鍋ごと、または保存容器に移してもかまいません。
粗熱が取れたら、冷蔵庫へ。
清潔な箸やお玉などで、食べる分だけ取り分けましょう。
加熱前に水を加え、火を止めた後に少量のみそを溶かせば風味も復活します。
冷凍保存
冷凍保存すれば、約1ヶ月ほど食べれます。
冷凍はあまりおすすめしません。味が落ちるのと、手間もかかるからです。
芋類・こんにゃく・豆腐などは水分を多く含むため、冷凍することで凍り細胞が壊れます。
解凍すると一気に溶けて流れ出るため、食感が悪くなります。
冷凍するなら、食感の変わる食材を除きましょう。チャック付きの保存袋や保存容器に入れ、冷凍します。
簡単リメイクで食べ切る!おすすめ4つ
- 味変
- 豚汁うどん
- 豚汁カレー
- 炊き込みご飯
豚汁が残ったときは、傷む前に美味しく食べきるのがおすすめです。
そのまま食べても美味しいですが、翌日以降飽きた時にはリメイクする方法も。
簡単にできるものを、4つ紹介します。
1.飽きたら味変で美味しく!
リメイクというほどでもないくらい簡単ですが、味変で手軽においしくなります。
生姜やごま油・バターがおすすめです。気分に合わせて味変すれば、また違った味わいを楽しめます。
生姜とオリーブオイルを入れるのもおすすめです♪
2.うどんを入れて煮込むだけ!豚汁うどん
豚汁を作った翌日は、豚汁うどんがおすすめ。
うどんを入れて煮こむだけなので、とても簡単です。
味が薄ければ、出汁やみそを入れて調整しましょう。めんつゆを入れてもおいしいです。
3.お好みのルーを入れるだけ!豚汁カレー
豚汁カレーもおすすめです。
こちらもお好みのカレールーを入れるだけなので、お手軽です。
かいわれ大根などがあれば、トッピングしても。チーズをのせてもおいしいですよ!
4.具沢山!豚汁で炊き込みご飯
豚汁を使った炊き込みご飯も、簡単で美味しいです。
豚汁とお米、醤油・酒・みりん・ごま油を入れて炊くだけでできます。
豚汁の日持ちを知って美味しく食べ切る!
豚汁の日持ちは、保存状態によって変わります。
日持ちは目安にはできます。傷んでるかどうか見分けることができれば、安心です。
冷凍保存もできますが、おすすめしません。食感が変化する食材があり、冷凍するには取り除く手間があります。
適切に保存すれば、傷むのを先延ばしすることはできます。
翌日以降はリメイクで別メニューにすると、飽きずにおいしく食べ切れますよ!
ぜひ、参考にしていただけると嬉しいです♪