シャープの洗濯機は、穴なしの洗濯槽が魅力。
デメリットがないか気になっていませんか?
この記事ではシャープの穴なし槽が気になっている方へ向け、以下を解説しています。
・シャープ洗濯機|穴なし槽のメリット2つ
・シャープ洗濯機|穴なし槽のデメリット
・シャープ洗濯機|穴なし槽の注意点2つ
・純正洗濯槽クリーナーで黒カビを解決!
・黒カビの発生を防ぐ方法3つ
これを読めばデメリットだけでなく、注意すべき点までわかります!
ぜひ、最後までお読みになてくださいね♪
シャープ洗濯機|穴なし槽のメリット2つ
シャープの洗濯機。穴なし槽のメリットから解説します。
メリットは、2つ。
- 黒カビの侵入を防げる
- 節水になる
①黒カビの侵入を防げる
シャープの穴なし洗濯槽のメリットは、黒カビの侵入を防げること。
通常の洗濯槽は穴から黒カビが侵入。穴なしはそれを防げるため、洗濯物への付着がありません。
②節水になる
シャープの穴なし洗濯機は、使用水量が少なめです。
通常は洗濯槽の外側にも水が入ります。穴なしは中だけなので、無駄がありません。
10kgサイズと8kgサイズで比較します。
縦型10kgの標準使用水量
メーカー:型番 | 洗濯標準コース(10kg) | 洗濯〜乾燥(5kg) ※日立のみ5.5kg |
シャープ:ES-PT10 | 102L | 82L |
日立:BW-DX100H | 103L | 126L |
パナソニック:NA-FW10K1 | 110L | 131L |
東芝:AW-10VP2 | 119L | 110L |
縦型8kgの標準使用水量
メーカー:型番 | 洗濯標準コース(8kg) | 洗濯〜乾燥(4.5kg) |
シャープ:ES-PW8G | 83L | 75L |
日立:BW-DV80H | 92L | 103L |
パナソニック:AW-8VM2 | 93L | 89L |
東芝:AW-8VM2 | 93L | 89L |
シャープ洗濯機|穴なし槽のデメリット
穴なしのデメリットは、槽外側の洗浄が面倒なこと。
侵入は防げますが、黒カビは繁殖します。
底からも脱水しますが、強い遠心力により洗濯槽上部からも排水されます。
外側も水に濡れるため、カビの繁殖は避けられません。
シャープのサイトにて、洗浄について記載があります。
長期のご使用による洗濯・脱水槽の汚れや「槽の内側のみ」で槽洗浄してもカビ臭が気になる場合は、「槽の内側/外側の両方を洗浄する」モードをご使用ください。
穴なし槽の外側を掃除する場合。排水ホースの操作が必要です。
シャープのHPにて、やり方が紹介されています。
シャープ洗濯機|穴なし槽の注意点2つ
デメリットとまでは言い切れないものの、注意点があります。
注意点は、2つ。
- 脱水が弱いと感じる人がいる
- 音がうるさいと感じる人がいる
どちらも少数ですが、存在するため注意が必要です。
①脱水が弱いと感じる人がいる
「脱水が弱い」と感じる人がいます。
考えられる原因は、2つ。
- 水を通しにくい素材を洗濯した
- 過去の洗濯機に比べて弱い
水を通しにくい素材を洗濯すると、脱水を遮ります。
これは通常の洗濯槽にも言えること。穴が塞がれると、うまく脱水できません。
また、過去に使用していた洗濯機に比べ弱いと感じる可能性も。
③音がうるさい
「音がうるさい」と感じる人もいます。
こちらも考えられる原因は、2つ。
- 「洗い」の運転音の高さによるもの
- 音質の違いによるもの
各メーカーの縦型洗濯機の運転音を比較します。(10kgサイズで比較)
メーカー:型番 | 運転音(洗い/脱水/乾燥) |
シャープ:ES-PT10G | 38/38/44dB |
日立:BW-DX100H | 32/37/43dB |
パナソニック:NA-FW10K1 | 32/37/45dB |
東芝:AW-10VP2 | 29/37/45dB |
「洗い」は他のメーカーより音が大きいため、うるさいと感じるのかもしれません。
脱水や乾燥の音の方が大きいです。どのメーカーも大差ありません。
また、音質の違いにより大きく感じる可能性はあります。
純正洗濯槽クリーナーで黒カビを解決!
槽洗浄してもなくらない黒カビ。これが原因で穴なし槽を購入する人は多いです。
穴なし槽にするのも一つの方法ですが、黒カビを解決することはできます。
それは、純正洗濯槽クリーナーを使用すること。
■シャープ純正洗濯槽クリーナー
各メーカーから販売されており、基本的に中身は一緒。市販に比べ高いですが、効果は抜群です。
また、黒カビ自体を発生させないことも大切です。
黒カビの発生を防ぐ方法
黒カビを発生させなければ、穴なし槽にこだわることはありません。
ちょっとした習慣で黒カビの発生は抑えられます。
- 定期的に槽洗浄する
- 使用時以外はフタを開けておく
- 洗濯かご代わりにしない
①定期的に槽洗浄する
黒カビを発生させないためには、定期的な槽洗浄が大切です。
定期的な槽洗浄は市販のもので十分。塩素系のものを使いましょう。
頻度は3ヶ月に1回ほど。梅雨の時期はもっと短くてもいいかもしれません。
②使用時以外はフタを開けておく
洗濯時以外はフタを開けておきましょう。
洗濯機の内部を乾かすためです。
湿気をこもらせないことで、カビの発生を抑えられます。
③洗濯かご代わりにしない
洗濯機を洗濯かご代わりにしないようにしましょう。
洗濯物のせいで湿気がこもること。服に付着した雑菌による黒カビの繁殖を防ぐためです。
■なくならない黒カビについてより詳しく解説しています
洗濯機の黒いカスがなくならない時の解決法や原因・防ぐポイント解説
穴なし槽は特徴を知り購入しよう!
シャープの洗濯機。穴なし槽は、黒カビの侵入を防げるのがメリット。
節水効果は、メーカーや洗濯機の大きさ・乾燥の有無で異なります。
黒カビの発生自体は防げないため、槽の外側も洗浄が必要。手動で排水しなければなりません。
また、「脱水が弱い」「音がうるさい」など。気になる人も少数存在するため、注意が必要です。
黒カビを解決したり発生を防ぐ方法も。穴なし槽を選択する以外にも解決策はあります。
ぜひ、参考にしていただけると嬉しいです♪