周囲の騒音を軽減できるノイズキャンセリング。
機能自体に耳への悪影響はありません。周囲の音が聞こえないことによる危険性があるため、使い方には注意が必要です。
この記事ではノイズキャンセリングイヤホンが気になっている方へ向け、以下を解説しています。
・ノイズキャンセリングの危険性
・ノイズキャンセリングはいつ使う?
・ノイズキャンセリングの留意点
・ノイキャンイヤホン選びのポイント4つ
・おすすめのノイズキャンセリングイヤホン
これを読めばノイズキャンセリングの危険性だけでなく、適切な使い方までわかります!
ぜひ、最後までお読みになってくださいね♪
ノイズキャンセリングの危険性
ノイズキャンセリングは、周囲の騒音を低減できます。
機能自体に、耳への悪影響はありません。
低い音量で音楽を楽しめるため、耳への負担を減らせます。
一方、周囲の音が聞こえないことによる危険性があります。
使い方には、より注意が必要です。
ノイズキャンセリングはいつ使う?
聞き取りたい音も消してしまう、ノイズキャンセリング。周囲の音が聞こえないと危険な場所では使えません。
ソニーのノイキャンイヤホンの取扱説明書にも記載があります。
自動車やバイク、自転車などの運転をしながら使用しないでくだ
さい。特にノイズキャンセリング機能は周囲の音を遮断しますの
で、警告音なども聞こえにくくなります。運転中以外でも、踏切や
駅のホーム、車の通る道、工事現場など、周囲の音が聞こえないと
危険な場所では使わないでください。
自宅でも、チャイムの音が聞こえないなどが考えられます。
電車や飛行機などの移動中や、カフェ・図書館などでの勉強中など。
騒音の大きな場所で音声や音楽を聞いたり、周囲の音を気にせず集中したいときなどに活躍します。
いずれも大音量での使用は避けましょう。通常のイヤホン同様、難聴の発症リスクもあるからです。
ノイズキャンセリングの留意点
ノイズキャンセリングには、他にも留意点があります。
外音をシャットアウトするため、通常のイヤホン以上に不快に感じるリスクが高いことです。
不安や耳の疲労感・圧迫感・閉塞感などがあります。さらに、頭痛や吐き気・めまいを発症する人も。
ほとんどのノイズキャンセリングイヤホンには、外音取り込み機能が付いています。
不快感を防ぐために。また安全性を確保するためにも、音質切り替えの活用が必須です。
快適に使うには、他にも商品選びのポイントがあります。
ノイキャンイヤホン選びのポイント4つ
ノイズキャンセルイヤホンには、さまざまな商品があります。
使用感に違いがあるため、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
ポイントは、4つ。
- 接続方式
- バッテリーの性能※ワイヤレスのみ
- イヤホン形状
- 防水性能
それぞれ解説します。
①接続方式
ワイヤレスと有線、2種類の接続方式があります。
それぞれのメリットは、以下です。
ワイヤレスイヤホンのメリット |
・取り回しがいい ・断線リスクがない |
有線イヤホンのメリット |
・紛失しにくい ・ワイヤレスに比べて安い ・バッテリー残量の心配がいらない |
取り回しの良さならワイヤレスが。紛失が心配な方には有線がおすすめです。
また、ワイヤレスはバッテリーの性能もセレクトポイントになります。
②バッテリーの性能※ワイヤレスのみ
ワイヤレスなら、バッテリーの性能にもこだわりたいところです。
イヤホン単体での連続再生時間や、充電ケースを含む時間はもちろん。急速充電機能があると、時間のない時にも役立ちます。
③イヤホン形状
イヤホンの形状は大きく分けて2種類。インナーイヤー型(開放型)とカナル型(密閉型)があります。
インナーイヤー型は耳に引っ掛けて装着。カナル型は耳の中に入れ込むタイプです。
それぞれのメリット・デメリットは、以下です。
インナーイヤー型 | |
メリット | デメリット |
・外部の音が聞きやすい ・カナル型に比べ圧迫感が少ない | ・外れやすい ・音漏れしやすい |
カナル型 | |
メリット | デメリット |
・音漏れしにくい ・音質がいい | ・耳が疲れやすい ・圧迫感がある |
三半規管が弱い人や自律神経が乱れている方は、カナル型イヤホンの使用に特に注意が必要です。
奥まで挿入するため、三半規管や内耳を圧迫。気持ち悪くなる可能性があります。
④防水性能
運動時や屋外での使用が多い場合には、防水性能にもこだわりたいところ。
性能はIPXの数字で表されます。0~8の9段階あり、数字が大きいほど効果が高くなります。
汗や風雨から守るには、IPX4以上を選びましょう。
おすすめのノイズキャンセリングイヤホン
おすすめのノイズキャンセリングイヤホンを2つ紹介します。
- テクニクス:EAH-AZ80
- BOSE:QuietComfort Earbuds II
①テクニクス:EAH-AZ80
「テクニクス」は、パナソニックのオーディオ製品のブランド名です。
クリアな音質が魅力。カナル型でありながら、ノイズキャンセリング機能を使っても耳の圧迫感が少なくなっています。
外音取り込み機能にも優れ、音楽を聴きながらの会話がしやすくなっています。
専用アプリでノイキャンレベルの調整も可能です。
業界初の「3台マルチポイント接続機能」に対応。切替操作不要で、3台までの機器を使い分けられます。
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②BOSE:QuietComfort Earbuds II
ノイズキャンセリングの生みの親はBOSE。
騒音カット能力はトップクラスです。
重厚感のあるサウンドが特徴。
耳の穴の形に合わせ、ノイズキャンセリングとオーディオパフォーマンスを最適化します。
こちらもアプリでさまざまなカスタマイズが可能です。
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ノイズキャンセリングの危険性を回避しよう
ノイズキャンセリング機能自体に、耳への悪影響はありません。
雑音を低減できるため、低音量で音楽を楽しめます。
一方、周囲の音が聞こえないことによる危険性も。そのため、使える場面は少ないです。
多くには外音取り込み機能がついており、使い分けることが重要。イヤホンをつけたまま、周りの人と会話できてしまうものもあります。
好みや使い方に合ったものをセレクトすることが大切です。
ぜひ、参考にしていただけると嬉しいです♪