肉じゃがをお弁当に入れることは可能です。
肉じゃがは傷みやすいため、必ず守って欲しいことがあります。
この記事では、肉じゃがをお弁当に入れて美味しく食べれるよう、以下を解説しています。
・肉じゃがを弁当に入れる時に守ること3つ
・より傷みにくくするためにできること5つ
・お弁当に最適!汁なしの肉じゃがレシピ
これを読めば、肉じゃがをお弁当に入れるときに気をつけることがわかります!
ぜひ、最後までお読みになってくださいね♪
肉じゃがを弁当に入れる時に守ること3つ
肉じゃがは傷みやすいので、お弁当に入れるには注意が必要です。
肉じゃがが傷みやすいのは、水分が多いこと。また、加熱したじゃがいもも原因です。
じゃがいもを加熱することで、でんぷん質がバラバラになります。そこに細菌が侵入、繁殖しやすくなるからです。
ですので夕飯に作った肉じゃがを翌日入れるには、必ず守って欲しいことが3つあります。
- 冷蔵庫で保保存する
- 暑さを避ける
- 汁を入れない
1.冷蔵庫で保存する
肉じゃがは必ず冷蔵保存しましょう。
一晩常温に置くと、傷む可能性が高いからです。仮に朝に傷んでなかったとしても、お弁当に入れるのは危険です。
鍋ごと冷蔵するのも、可能ではあります。短時間で冷やすことが、細菌の増殖を防ぐポイントです。
密閉容器などに移すと、より傷みにくくなります。
また、冷凍するのはやめましょう。じゃがいもや白滝は食感が悪くなり、美味しくありません。
避けるには、白滝を取り除きじゃがいもをマッシュ状にして冷凍すること。
面倒なうえ、肉じゃが感が薄れます。
2.暑さを避ける
肉じゃがは傷みやすいので、暑さを避けなければなりません。
直射日光が当たらないようにすることはもちろん、高温にならないようにします。
同じ温度でも、湿度の高い梅雨時期などは傷みやすくなります。20℃くらい以下を維持できるようにしましょう。
必要に応じ、保冷剤や保冷バッグを使います。
長時間暑さを避けらない場合には、入れるのをあきらめましょう。
3.汁を入れない
肉じゃがをお弁当に入れるときは、汁を入れないようにします。
市販のお弁当には肉じゃがが入ってるものもありますが、汁は入っていません。
こぼれるという理由もありますが、汁が入ってると傷みやすいからです。
また、他にも傷みにくくするためにできることがあります。
より傷みにくくするためにできること
- キッチンペーパーで汁気を切る
- フライパンで煮汁を飛ばす
- 弁当用カップなどを使う
- かつお節を敷く
- 抗菌シートを使う
お弁当に入れるときは、より傷みにくくするためにできることがいくつかあります。
1.キッチンペーパーで汁気を切る
キッチペーパーで汁気を切ってから入れれば、より傷みにくくできます。
お皿の上にキッチンペーパーを敷きます。その上にお弁当に入れる分の肉じゃがを乗せます。
ラップをして冷蔵保存しましょう。
1時間くらいで水切りできますので、キッチンペーパーを取り除きます。面倒な場合は、朝までそのままでも大丈夫です。
2.フライパンで煮汁を飛ばす
フライパンで煮汁を飛ばす方法もあります。
少し手間はかかりますが、しっかりと水分を減らせます。
フライパンには、煮汁を少し多めに入れるのがポイント。
味もしっかりつくので、おいしく食べれます。
3.弁当用カップなどを使う
肉じゃがを入れるのに、弁当用カップやワックスペーパーを使うと便利です。
他のおかずに汁がつくのを避けやすくします。
他のおかずを傷みにくくできるだけでなく、味がうつるのも防げます。
おすすめは透明の弁当用カップです。汁もれに強く、お弁当の雰囲気も壊さないのがメリットです。
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多めに入れたい場合には、ワックスペーパーが便利です。
自分の好きなサイズに切れるので、量に合わせて使えます。
4.かつお節を敷く
かつお節を敷くのもおすすめです。
かつお節が肉じゃがの煮汁を吸ってくれるので、汁漏れを防げます。
傷みにくくするだけでなく、おいしく食べれます。
5.抗菌シートを使う
抗菌シートを使えば、傷みにくくすることができます。
お弁当にのせるだけなので、とても使いやすいです。
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抗菌シートは100均などでも買えます。お手軽なうえ、色々なデザインのものがあるのも嬉しいです。
また、汁なしの肉じゃがレシピも存在します。汁がなければ、より気軽にお弁当に入れれます。
お弁当に最適!汁なしの肉じゃがレシピ
- ピリ辛肉じゃが
- 豚ひき肉のそぼろ炒め
レシピを2つ紹介します。
1.ピリ辛肉じゃが
必要な材料 |
・牛or豚小間切れ肉 150g ・じゃがいも 3~4個 ・玉ねぎ 小1個 ・しめじ 1/4株 ◯酒 大さじ1/塩こしょう 少々 ・サラダ油 大さじ1 □水 300cc/醤油 大さじ1.5/砂糖・みりん 各大さじ1/鶏ガラスープの素・豆板醤 各小さじ1 |
Step1.肉に下味をつける
牛or豚小間切れ肉に、酒と塩こしょうで下味をつけます。
Step2.材料を切る
じゃがいもや玉ねぎを切ります。
しめじは石づきを取り、バラバラに。
Step3.材料を炒める
フライパンにサラダ油を熱し、肉を炒めます。
肉の色が変わったら、玉ねぎとしめじも加えましょう。
少ししたらじゃがいもも加え、全体に油が回るまで炒めます。
Step4.調味料を加える
油が全体に回ったら、調味料を加えます。
(水 300cc/醤油 大さじ1.5/砂糖・みりん 各大さじ1/鶏ガラスープの素・豆板醤 各小さじ1)
煮汁がなくなり、じゃがいもが柔らかくなれば完成です。
2.豚ひき肉のそぼろ炒め
必要な材料 |
・豚ひき肉 150g ・じゃがいも 3~4個 ・椎茸 3個 ・生姜 小さじ2 ◯酒・塩こしょう 各少々 ・サラダ油 大さじ1 □醤油・みりん 各大さじ1 |
Step1.ひき肉に下味をつける
豚ひき肉に、酒と塩こしょうで下味をつけます。
Step2.材料を切る
椎茸と生姜は、みじん切りにしましょう。
じゃがいもは皮を剥き、乱切りにします。
Step3.じゃがいもを加熱する
じゃがいもをビニール袋に入れ、レンジで加熱します。
600Wで2分ほど温めます。
中まで火が通っていなければ、様子を見ながら更に30秒ずつ加熱しましょう。
Step4.材料を炒める
フライパンにサラダ油を熱し、椎茸と生姜を炒めます。
少ししたらひき肉も入れましょう。
ひき肉に火が通ったらじゃがいもも入れ、全体に油が回るようにします。
Step5.調味料を加える
全体に油が回ったら、火力を弱めます。
醤油とみりんを入れ、全体に味をなじませます。
仕上げに、塩こしょうで味を整えましょう。
肉じゃがはポイントを押さえてお弁当に入れる
夕飯に作った肉じゃが。
翌日お弁当に入れるには、必ず守って欲しいことがあります。
肉じゃがは傷みやすいです。
家では必ず冷蔵保存します。お弁当に入れるときに、煮汁は入れません。
20℃くらい以下を維持するのが難しければ、お弁当に入れるのはあきらめましょう。
また、傷みにくくするためにできることがいくつかあります。
お弁当に最適な煮汁のない肉じゃがレシピもあり、そちらもおすすめです。
ぜひ、参考にしていただけると嬉しいです♪