こんまりメソッドを実践しようと思ったものの、順番が分からずつまづいていませんか?
この記事では片付けの魔法について、以下を解説しています。
・片付けの魔法の魅力
・片付けの順番2Step
・時間がとれない人へ伝えたいこと
ぜひ、最後までお読みになってくださいね。
片付けの魔法の魅力
こんまりメソッドは、単なる片付けノウハウではありません。
誰でも、片付いた部屋を維持することは可能です。完璧な片付けを体験すると、人生がときめくような感覚に。
二度と元の散らかった状態に戻れなくなるのが、「片付けの魔法」。
部屋がきれいになるだけでなく、人生までもがときめくという魅力あふれるメソッドなんです!
人生がときめく片づけの魔法 改訂版 [ 近藤 麻理恵 ] |
片付けの順番
「片付けの魔法」は、正しい順番で行うことが大切です。
「モノ別」に「正しい順番」で「ときめくモノ」だけを残します。これを「一気」に「短期」に「完璧」にやり遂げる。
それにより持ち物が激減し、感じたことのない爽快感と人生に対する自信を、手に入れることができるというもの。
モノを捨てる前に、考えてみましょう。
- 理想の暮らしを想像する
- 片付けようと思ったきっかけを、思い出す
- なぜそんな暮らしがしたいか、考える
まず、捨てる作業から始めます。ときめきを感じるポイントとともに、解説します。
Step1.捨てる
捨てる作業が終わるまで、収納について考えてはいけません。
- 「捨てる」ではなく「残す」ものを考える
- 1つづつ手に取り、ときめくかときめかないか判断
→持っていて幸せか=持っていて心がときめくか
もの別で考え、難易度の低い物から手を付けます。
ものは物体としての価値の他、機能・情報・感情の3つの価値が。そこに希少性が加わり、捨てる難易度が決まります。
ときめかないけど捨てられないものは、その役割を考えましょう。
役目が終わっていたら捨てます。
1.衣類
衣類の中でも、順番があります。上記の順番で進めていきます。
家にあるすべての衣類を集め、床に置きます。
1つ1つ必ず触って、「残す」か判断します。
- オフシーズンの服から始めます
(ときめきの感覚がわかりやすい) - 「もったいないから部屋着に」はNG
→捨てましょう
2.本
上記の順番で進めます。すべての本を床に出し、カテゴリー別に積んでいきます。
どんなにたくさんあっても、必ずこの作業をします。
1冊づつ手に取りときめくか確認しますが、決して読んではいけません。
「この本が、ここにあるのが幸せだな」と思えるものだけ、残します。
3.書類
次に書類を片付けていきますが、全て捨てるのが基本です。
3_1.不要なものは捨てます
「今使っている・しばらく必要・ずっととっておく」に該当しないものは捨てます。
※昔もらったラブレターや日記は含めません
3_2.残りを分ける
残りを、「未処理」と「保存」に分けます。
- 未処理:
処理・返信・提出が必要なものなど - 保存:
未処理以外の物
※未処理は、空っぽが前提です
3_3.「保存」をさらに分ける
「保存」の書類は、さらに2つに分けます。
- 使用頻度が低い物:
契約関係の書類(保険証券・保証書・賃貸の契約書など) - 使用頻度が高い物:
契約関係の書類以外(これをいかに減らせるか!)
3_2._3で分けたものは、必ず1カ所にまとめておきましょう。
「使用頻度が低いもの」は、クリアファイルにひとまとめにしておくのがおすすめ。
-書類は3種類-
未処理・保存(契約書)・保存(契約書以外)
-分類に悩むもの-
・カードの明細:家計簿に書き写したら捨てる
・セミナー資料/説明書/使用済みの通帳:捨てる
・保証書:捨てる(保証期限が過ぎたもの)
4.小物類
より個人的なもの、かつカテゴリーがはっきりしているものから進めます。整理が楽なので、この順番です。
- なんとなく置いてあるものは捨てるべきもの
- プレゼント類:使わないなら気持ちを受け取って捨てる
過剰なストックは、一度人に譲る・寄付する・リサイクルショップに売るなどし、手放しましょう。
5.写真
写真は1枚づつ見ていくしかないので、多少時間がかかります。
写真の整理が最後なのは、「触ってときめくか」の判断力がここまでで磨かれてるから。
Step2.収納
残すものを決める作業が全て終わったら、収納します。
収納は、すべてのものの定位置を決めます。住所不定のものがあると、散らかる可能性が一気に高まります。
同じカテゴリー同士を近くにし、収納場所は分散させません。
これで、無駄買いや余計なストックが減ります。
使ったものは定位置に戻すことで、二度と散らかりません。
- 収納は限界までシンプルに
→ものが多くなるのを防げるかは、これにかかってます! - 基本は立てて収納
→積まれてると、下にあるものの存在が一気に薄くなるため - 「市販の収納グッズ」は不要
→靴の空き箱などで充分 - 「行動同線」と「使用頻度」は無視
→どこに何があるかわかるのが大事
衣類
ハンガーにかける基準は「かかっている方が洋服が喜びそうなもの」。
(カチッとしていて折り曲げられるのを拒否しそうなもの)
季節が変わっても衣替えしない収納にするのが、理想です。
- 靴下もストッキングも結ばない
- バッグはバッグの中に収納すると便利
→ポイントは同じ種類のバッグ同士にすること - バッグは毎日空にする
→お財布など、毎日持ち歩くものの置き場所を決める
衣類以外
「浴室」・「キッチンのシンク」にはカビなどを防ぐため、何も置かないようにします。
見られたくないものは、クローゼットのなかに飾ります。
片付けの時間がとれなくても
片付けの魔法は、「一気に終わらせる」というところが、ネックです。
一通り実行することは難しくても、このメソッドを知るだけで手に入れられるものがあります。
マインドは手に入れられる
本を読むことで、マインドは手に入れられます。
- ものを捨てれるようになる
- ときめきを基準に買い物するように
ものを捨てれるようになる
捨てるか悩んだときにも、以前より捨てれるように。
「いつか使うかも」や「もったいないから」というものは、捨てれるようになりました。
必要なら、また買えばいいんです!
ときめきを基準に買い物するように
以前は、こだわりのない物は安さで買うことが、多かったです。
出来る限りときめくものを買うようになり、それに癒されることがわかりました。
結果ときめく
自分の周りが、お気に入りばかりに。
「本当に欲しい物・好きなものが何か」考えるようになり、物欲も減ったように思います。
その全てが自信になり、ときめくものばかりに囲まれた生活は、当然ときめきます!!
ものへの考え方がスッキリしただけで、何事においてもスッキリと考えられるように。
人生がときめく片づけの魔法 改訂版 [ 近藤 麻理恵 ] |
人生がときめくは本当
こんまりさんの片付けの魔法は、「正しい順番で行う」ことで「二度と散らからない」を実現できます。
誰にでも片付いた部屋を維持することは、可能です。
一度この片付けを体験すると、人生がときめくような感覚に。
好きなことを意識する時間が増え、生活がいきいきしてきます。
捨てられない原因を突き詰めると、「過去に対する執着」「未来に対する不安」のどちらかだけ。
必要なものや求めているものが見えないと、不必要なものを増やしてしまう。
物理的にも精神的にも、いらないものに埋もれてしまう。
ものを捨てることで決断力が磨かれていき、自分にとって大切なものが分かるようになります。
一通り片付ける時間がなくても、マインドを手に入れるだけで効果あり。
あなたもぜひ「片付けの魔法」で、人生のときめきを手に入れてみませんか?