本や書類は捨て時がわからず、増えてしまいがちです。後悔するんじゃないかと思うと、なかなか捨てれません。
正しいやり方で断捨離すればスッキリするのはもちろん、快適で幸せな生活が手に入ります!
こんまり流「片付けの魔法」は、ただの片付けノウハウではなく「片付けられる人になるための方法」です。
この記事では、以下について解説しています。
・こんまり流の片付けとは
・本や書類の片付け方6Step
・本と書類を断捨離してみた
・分類に迷う書類
これを読めば、本と書類の片付け方がわかりますよ♪
ぜひ、最後までお読みになってくださいね。
こんまり流の片付けとは
こんまり流の片づけは、他とどう違うのか。
ポイントを解説します。
一度片付けたら二度と元に戻らない
こんまり流「片付けの魔法」は、一度片付けたら二度と元に戻らないというもの。

モノ別に一気に片付ける
このメソッドは、家中の断捨離をモノ別に一気に・短期に・完璧に終わらせるというもの。
ですが、忙しい毎日のなかでそれができる人は、多くないように思います。

一気に全てできなくても、モノ別にできるところを片付けるだけでも、効果はあります。
モノに対する考え方が変わり、「好きなモノ」に囲まれた生活を手に入れることができるんです。
ときめきを基準に処分するか決める
こんまり流は、ときめくかどうかで処分するものを決めます。
こんまりメソッドを、本や書類に当てはめた方法で、詳しく解説していきます。
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人生がときめく片づけの魔法 [ 近藤麻理恵 ] |
本や書類の片付け方6Step
こんまり流「片付けの魔法」は、まず捨てることを終わらせてから収納します。
リバウンドする可能性が高まるので、捨て終わってから収納場所を考えます。
具体的なやり方を、6Stepで解説します。
Step1.本を床に並べる
持ってる本を、全て床に並べます。
長く同じ場所から動いてないものは、寝ていて気配を消している状態とのこと。
床に置かれているものも含め、一度動かしてあげることで必要かどうかがわかりやすくなります。
量が多い場合は、カテゴリーごとに分けて積んでいきます。
- 一般書籍(読みもの)
- ➡実用書(参考書・レシピ本など)
- ➡観賞用(写真集など)
- ➡雑誌
Step2.1冊づつ手に取り残すか判断
積み上げたら、一冊づつ手に取り残すか判断します。この時、決して中を読んではいけません。
持ってみて、ときめくかどうかが判断基準です。
ポイントは本棚に並んでるのを想像して、うっとりするかどうか。
「読み返したくなるのでは」と思うかもしれませんが、その可能性は限りなく低いということ。
同じく、未読本もときめかなければ処分します。
Step3.不要な書類を処分
書類は、全捨てが基本です。
以下に該当しない書類は、全て捨てます。
- 今使ってる
- しばらく必要
- ずっと取っておく
※これには、ラブレターや日記などは含めません
Step4.残す書類を2つに分類
Step3で残った書類を、今度は2つに分けます。
- 未処理
- 保存
未処理の書類とは、自分が処理しなければならないもの。返信が必要な手紙や提出予定のもの、目を通すつもりの新聞などがこれに当たります。
未処理の書類は、立てられるタイプの収納ボックスを用意し、ひとまとめにしておきましょう。
保存の書類は、保証書などきっちりと役割のあるもので、捨ててはならないものです。
Step5.保存の書類を使用頻度で分ける
保存の書類は、さらに使用頻度で分けます。
- 使用頻度の低いもの:契約書類
- 使用頻度の高いもの:契約書類以外
使用頻度の低いものは、契約書類(保険証券・保証書・賃貸の契約書)。クリアファイルなどにひとまとめにしておきましょう。
それ以外は使用頻度の高いものと考えます。(書類整理は、これをいかに減らすかが大事)
雑誌の切り抜きやセミナーのレジュメ(今使ってるものに限る)など、見やすいようにブック状のクリアファイルに入れます。
Step6.収納
不要なものを処分し終わったら、収納します。
書類は、以下の3つに分類されます。
- 未処理:立てられるタイプの収納ボックス
- 保存(契約書):クリアファイル
- 保存(契約書以外):ブック状のクリアファイル
全てのモノの定位置を決め、立てて収納が基本です。本・書類はそれぞれ1カ所にまとめ、分散させないようにしましょう。
1ヶ所にすることで、ムダ買いやストックも減りモノが増えなくなります。
場所を決めることで、散らかることを防ぐことができます。これが収納の本質です!
判断に迷う書類
判断に迷う書類を、いくつか紹介します。
セミナー資料
勉強し直したくて保管してることが多いですが、それをする可能性は限りなく低いです。処分しましょう。
カードの明細書/公共料金明細
確認または、家計簿に記入したら処分します。
電化製品などの保証書/取扱説明書
保証書と取扱説明書は、一緒に保管してることが多いです。
保証書は、クリアファイルにまとめて保管しましょう。
説明書は、過去に引っ張り出して見たことがないものは、処分しましょう。
- 保証書:クリアファイルにまとめて保管
- 説明書:見たことがないものは処分
仮に困っても、なんとかなります。
年賀状
お年玉番号の確認が終わったら、処分しましょう。翌年分の住所確認のために必要な場合は、それまで保管します。
給与明細
中身を確認したら、処分しましょう。
本と書類の断捨離をしてみた
我が家でも、実際に本と書類を断捨離してみました。
Step1.本を床に並べる
家にある本を集めてみました。定期的に不要なものは処分するようにしていたつもりですが、思ってたより多かった...。
Step2.1冊ずつ手に取り残すか判断
いるものといらないものに分けます。
不要なものがこちら☟
そして、残すものがこちら☟

Step3.不要な書類を処分する
家にある書類を、全て出します。
今使ってる・しばらく必要・ずっと取っておくに該当しないものを処分します。
処分する書類がこちら☟

Step4・5.残す書類を分類
残りを、保存か未処理に分けます。
さらに、未処理を契約書と契約書以外に分類します。
分けたのが、こちら☟
かなりスッキリ!
こんまり流では、保存するファイルはそれぞれ違ってました...。
見やすさや量から、ひとまず使いやすいファイルをセレクト。(しっかり守ってない...笑)
Step6.収納
それぞれ処分したので、収納します。☟
それぞれの収納ケースに納まる量になればいいなと思ってましたが、余裕でした。
今後も、溢れることがないようにしたいと思います。
本や書類を断捨離するだけでもスッキリ
こんまり流の「片付けの魔法」を参考にした方法で、本や書類の断捨離方法を解説しました。
実際は、家の片付けを「一気に、短期に、完璧に」終わらせる方法ですが、忙しいなかそれをできる人は限られていることと思います。
一気にやることは難しくても、考え方を知ったうえで少しづつやる。それだけでも、効果はあると思ってます。

ときめくモノの割合が増えていくと、幸せも実感できますよ!
ぜひ、参考にしていただけると嬉しいです♪