本や書類は捨て時がわからず、増えてしまいがち。断捨離しようにも、どうしたらいいのか悩みます。
正しいやり方で断捨離すればスッキリするのはもちろん、快適で幸せな生活が手に入ります!
こんまり流「片付けの魔法」は、ただの片付けノウハウではなく「片付けられる人になるための方法」です。
この記事では、本と書類の断捨離について以下を解説しています。
・こんまり流の片付けとは
・本や書類の片付け方6Step
・判断に迷う書類とデータ保存のすすめ
・本と書類を断捨離してみた
これを読めば、本と書類を断捨離できますよ!
ぜひ、最後までお読みになってくださいね♪
こんまり流の片付けとは
こんまり流の片づけは、他とどう違うのか。
ポイントは3つ。
1.一度片付けたら二度と元に戻らない
こんまり流「片付けの魔法」は、一度片付けたら二度と元に戻らないというもの。
片付けるだけで、簡単に新しい人生のスタートを切れます。
2.一気に・短期に・完璧に片付ける
このメソッドは、家中の断捨離をモノ別に「一気に・短期に・完璧に」終わらせるというもの。
ですが、忙しい毎日のなかでそれができる人は、多くないように思います。
一気に全てできなくても、モノ別にできるところを片付けるだけでも効果はあります。
モノに対する考え方が変わり、「好きなモノ」に囲まれた生活を手に入れることができます。
3.ときめきを基準に判断
こんまり流は、ときめくかどうかで処分するものを判断します。
こんまりメソッドを本や書類に当てはめた方法で、詳しく解説していきます。
人生がときめく片づけの魔法 [ 近藤麻理恵 ] |
本や書類の片付け方6Step
Step1.本を床に並べる
Step2.1冊ずつ手に取り残すか判断
Step3.不要な書類を処分
Step4.残す書類を2つに分類
Step5.保存の書類を使用頻度で分ける
Step6.収納
こんまり流「片付けの魔法」は、まず捨てることを終わらせてから収納します。
リバウンドする可能性が高まるので、捨て終わってから収納場所を考えます。
散らかるのが心配な場合、本と書類を分けてやるのがおすすめです。
Step1.本を床に並べる
持ってる本を、全て床に並べます。
長く同じ場所から動いてないものは、寝ていて気配を消している状態とのこと。
床に置かれているものも含め、一度動かしてあげることで必要かどうかがわかりやすくなります。
量が多い場合は、カテゴリーごとに分けて積んでいきます。
- 一般書籍(読みもの)
- ➡実用書(参考書・レシピ本など)
- ➡観賞用(写真集など)
- ➡雑誌
Step2.1冊づつ手に取り残すか判断
積み上げたら、一冊づつ手に取り残すか判断します。この時、決して中を読んではいけません。
持ってみて、ときめくかどうかが判断基準です。
ポイントは本棚に並んでるのを想像して、うっとりするかどうか。
「読み返したくなるのでは」と思うかもしれませんが、その可能性は限りなく低いとのこと。
同じく、未読本もときめかなければ処分します。
本当に読みたいものはすぐ読むはず。「読まなくては」と重荷になってるなら、処分した方がスッキリします。
これで不要と判断したものは、処分します。
Step3.不要な書類を処分
書類は、全捨てが基本です。
以下に該当しない書類は、全て捨てます。
- 今使ってる
- しばらく必要
- ずっと取っておく
※これには、ラブレターや日記などは含めません
Step4.残す書類を2つに分類
Step3で残った書類を、今度は2つに分けます。
- 未処理
- 保存
未処理の書類とは、自分が処理しなければならないもの。返信が必要な手紙や提出予定のものや、目を通すつもりの新聞などがこれに当たります。
立てられるタイプの収納ボックスを用意し、ひとまとめにしておきましょう。
保存の書類は、保証書などきっちりと役割のあるもので、捨ててはならないものです。
Step5.保存の書類を使用頻度で分ける
保存の書類は、さらに使用頻度で分けます。
- 使用頻度の低いもの:契約書類
- 使用頻度の高いもの:契約書類以外
使用頻度の低いものは、契約書類(保険証券・保証書・賃貸の契約書)。クリアファイルなどにひとまとめにしておきましょう。
それ以外は使用頻度の高いものと考えます。(書類整理は、これをいかに減らすかが大事)
雑誌の切り抜きやセミナーのレジュメ(今使ってるものに限る)など、見やすいようにブック状のクリアファイルに入れます。
Step6.収納
不要なものを処分し終わったら、収納します。
書類は、以下の3つに分類されます。
- 未処理:立てられるタイプの収納ボックス
- 保存(契約書):クリアファイル
- 保存(契約書以外):ブック状のクリアファイル
全てのモノの定位置を決め、立てて収納が基本です。
本・書類はそれぞれ1カ所にまとめ、分散させないようにしましょう。
1ヶ所にすることで探し物をしなくなり、ダブり買いも減らせます。
場所を決めることで、散らかることを防げます。これが収納の本質です。
判断に迷う書類とデータ保存のすすめ
どうしても判断のつかないものは、データで保存し処分するのがおすすめです。
保管場所が必要ないうえ、見つけやすく劣化もしないというメリットがあります。
データで保存ということも選択肢に入れると、判断しやすくなるかもしれません。
判断に迷う書類を、いくつか紹介します。
セミナー資料
勉強し直しのために保管してても、学び直す可能性は限りなく低いです。
いつやるのか。具体的に予定がないなら、処分しましょう。
カードの明細書/公共料金明細
確認、または家計簿に記入したら処分します。
電化製品などの保証書/取扱説明書
保証書と取扱説明書は、一緒に保管してることが多いです。
保証書は、クリアファイルにまとめて保管しましょう。
説明書は、過去に引っ張り出して見たことがないものは、処分します。
- 保証書:クリアファイルにまとめて保管
- 説明書:見たことがないものは処分
仮に困っても、なんとかなります。
年賀状
お年玉番号の確認が終わったら、処分しましょう。
翌年分の住所確認のために必要な場合は、それまで保管します。
給与明細
手元に置いておくのは1年分など、決めておきましょう。
扶養の確認で使うことがあります。そうでなければ、確認後捨ててかまいません。
本と書類の断捨離をしてみた
実際に本と書類を断捨離してみました。
Step1.本を床に並べる
家にある本を集めてみました。定期的に不要なものは処分するようにしていましたが、思ってたより多かったです。
Step2.1冊ずつ手に取り残すか判断
いるものといらないものに分けます。
不要なものがこちら☟
そして、残すものがこちら☟
Step3.不要な書類を処分する
家にある書類を、全て出します。
今使ってる・しばらく必要・ずっと取っておくに該当しないものを処分します。
処分する書類がこちら☟
Step4・5.残す書類を分類
残りを、保存か未処理に分けます。
さらに、未処理を契約書と契約書以外に分類します。
分けたのが、こちら☟
かなりスッキリ!
こんまり流で推奨してるファイルとは違います。
見やすさや量から、ひとまず使いやすいファイルをセレクト。
Step6.収納
それぞれ処分したので、収納します。☟
それぞれの収納ケースに納まればいいと思ってましたが、余裕でした。
今後も、溢れることがないようにしたいと思います。
本や書類を断捨離するだけでもスッキリ
こんまり流の「片付けの魔法」を参考にした方法で、本や書類の断捨離方法を解説しました。
実際は家の片付けを「一気に、短期に、完璧に」終わらせる方法。ですが、忙しいなかそれをできる人は限られていることと思います。
一気にやることは難しくても、考え方を知ったうえで少しづつやる。それだけでも、効果はあります。
必要なものだけになると、探すことがなくなります。ときめくモノの割合が増えていくと、幸せも実感できますよ!
ぜひ、参考にしていただけると嬉しいです♪