ミネラルウォーターのクリスタルガイザー。
「やばい」や「体に悪い」と言われることがありますが、実際は安全です。
この記事ではクリスタルガイザーについて、以下を解説しています。
・「やばい」「体に悪い」と言われる原因
・クリスタルガイザー2種類の違い
・クリスタルガイザー購入時の注意点
・安くておすすめのミネラルウォーター
これを読めばクリスタルガイザーは安全というだけでなく、購入時の注意点までわかります。
ぜひ、最後までお読みになってくださいね♪
「やばい」「体に悪い」と言われる原因
クリスタルガイザーは、「やばい」でも「体に悪い」わけでもありません。
- 過去に異臭騒ぎ
- 水源地の放射能を心配
- ヒ素が入ってるものがある
1.過去の異臭騒ぎ
過去の異臭騒ぎによるものが、原因の一つです。
2008年に異臭で800万本を自主回収するという事例がありました。
成分に異常はなく、体への異変もなかったとのこと。
原因は明らかではありません。保管時の倉庫のにおいが移った可能性が高いという結論です。
異臭騒ぎは、他のミネラルウォーターや食品でも発生しています。
ペットボトル容器の特性上、におい移りしやすいようです。
サントリーさんのサイトで記載がありました。
ペットボトルは、においの強い場所で保管されると栓や容器にそのにおいが着香し、中味液までにおいが移ることがありますので、においの強いものの近くは避けて保管してください。
2.水源地の放射性物質を心配
「放射性物質が含まれてる」と心配されてるのも、原因一つです。
採水地があるのは、アメリカのカリフォルニア州。その隣のネバダ州で、過去に核実験が行われていたことからです。
放射性物質は自然界に存在するもの。他の食品にも含まれています。
濃度は世界的に定められており、基準を満たしたものしか販売されません。
ミネラルウォーターの放射線量は低いということ。日本科学未来館のサイトで記載されています。
ミネラルウォーターとともに身体に取り込まれたカリウムは時間がたてば排泄されるため、カリウム40がどんどん体内に蓄積されていくわけではありません。ミネラルウォーターの放射線量は十分低いといえるでしょう。
3.ヒ素が入ってるものがある
ヒ素が入ってることへ心配も、原因の一つです。
農林水産省のHPに掲載されています。
ヒ素は、地球上に広く存在する元素です。自然環境中にあるヒ素を完全に避けることは難しく、飲料水や農畜水産物に移行するため、様々な食品には微量のヒ素が含まれています。
同様に、クリスタルガイザーにも含まれてるものが存在します。
微量なので、体に影響はありません。
ミネラルウォーターの成分規格で、ヒ素は0.05mg/L以下と決められています。クリスタルガイザーのオランチャ産は0.0029mg/Lと、かなり微量です。
日本 | 0.05mg/L以下 |
クリスタルガイザー(オランチャ産) | 0.0029mg/L |
クリスタルガイザー2種類の違い
日本で販売されているクリスタルガイザーは、2種類あります。
どちらもカリフォルニア州が採水地。
大塚食品が国内向けに輸入販売している、シャスタ産。もう一つが、並行輸入品のオランチャ産です。
成分やパッケージの違いを解説します。
- 成分の違い
- パッケージの違い
1.成分の違い
栄養成分(100mlあたり) | シャスタ産 | オランチャ産 |
硬度 | 38mg/L | 67mg/L |
ナトリウム | 1.13mg | 1.91mg |
カルシウム | 0.64mg | 2.24mg |
マグネシウム | 0.54mg | 0.27mg |
カリウム | 0.13mg | 0.26mg |
バナジウム | 5.5μg | ー |
ヒ素 | ー | 0.00029mg |
硬度は120mg/Lより小さければ軟水、大きければ硬水と区別されます。
クリスタルガイザーは、どちらも軟水。日本の水道水も軟水なので、飲みやすいです。
クリタック株式会社の全国水質マップで、各地域の硬度が確認できます。
他にも成分に微妙な違いがありますが、どちらも安全です。
2.パッケージの違い
見分けるポイントは、3つ。
- 輸入者表示
- キャップの色
- 絵と湧水地表示
ラベルに「輸入者:大塚食品株式会社」の表示があれば、シャスタ産です。
シャスタ産 | オランチャ産 | |
キャップの色 | 青 (500mlエコボトルは透明※通販のみ) | 透明 |
パッケージの絵 | 2つの山 | たくさんの山 |
青キャップはシャスタ産。透明キャップは、オランチャ産です。※ただし、シャスタ産の500mlエコボトルも透明キャップ
ラベルの山の数や湧水地でも、確認できます。
スーパーなどに並んでるものは、基本的にシャスタ産です。
採水地より、エコボトルかどうかで安さが違う印象です。
それも含め、購入時には注意点があります。
クリスタルガイザー購入時の注意点
店頭・通販での購入時に気をつけることを、それぞれ解説します。
- 店頭での購入時
- 通販での購入時
1.店頭での購入時
店頭での購入時は、においを確認しましょう。
以前の自主回収などから、におい移りに気を配われているはずです。ただ、コントロールできないことも起こりえます。
不快な思いをしないためにも、確認すると安心です。
2.通販での購入時
通販は直接確認できないため、より注意が必要です。
注意点は、3つ。
- 採水地
- エコボトル
- 口コミ
中には、採水地を選べないものもあります。
エコボトルは安いですが、破損しやすいです。配送中に中身が漏れるリスクがあります。また、においのするものもあるようです。
必ず口コミを確認しましょう。
悪い口コミがあったとしても、必ずしもダメなわけではありません。
直近で多数ある場合は、やめておいた方がいいです。ある一時期にあったが、その後ない場合。改善されていると判断できます。
安くておすすめのミネラルウォーター
クリスタルガイザー以外にも、安くて美味しいミネラルウォーターはあります。
安いのはもちろん、口コミ評価の高いものを紹介します。
- 美陽堂:49円/本
- アイリスフーズ:54円/本
- The Silica:79円/本
1.美陽堂:49円/本
まずおすすめしたいのが、美陽堂のミネラルウォーター。
1本あたり49円と、コスパは抜群。パッケージがおしゃれで、高見えなのがポイントです。
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2.アイリスフーズ:54円/本
アイリスフーズのミネラルウォーターも、お手頃です。
おすすめポイントは、ラベルレスタイプも選べること。見た目のスッキリさはもちろん、捨てるときもラクです。
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3.The Silica:79円/本
こちらは1本79円と、先に紹介したものに比べて高め。
それでも、クリスタルガイザーの青キャップ品と同じくらいのお手軽さではあります。
ラベルのスタイリッシュさも、おすすめポイントです。
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クリスタルガイザーは採水地を選ぶのもあり
クリスタルガイザーは、「やばい」わけでも「体に悪い」わけでもありません。
大塚食品が輸入販売してるシャスタ産と、並行輸入品のオランチャ産の2種類。
成分は微妙に違いますが、どちらも安全を確認しているものです。
心配な場合。ヒ素が含まれない、シャスタ産を選ぶといいかもしれません。
またクリスタルガイザー以外にも、安くておいしいミネラルウォーターはたくさんあります。
ぜひ、参考にしていただけると嬉しいです♪