洗濯の必需品、柔軟剤。ほとんどの人が香り良さで商品を選んでいます。
たまに柔軟剤の匂いが強い人もおり、なぜそうなるのか気になるところ。
この記事では柔軟剤について、以下を解説しています。
・柔軟剤の匂いが強くなる理由3つ
・柔軟剤を多めに使うデメリット5つ
・柔軟剤の匂いが弱くなる原因2つ
これを読めば柔軟剤の匂いが強くなる理由だけでなく、弱くなる原因までわかります!
ぜひ、最後までお読みになってくださいね♪
柔軟剤の匂いが強くなる理由3つ
衣類を柔らかくしたり静電気を防ぐなどの役割のある柔軟剤。
ほとんどの人が香りで選んでいます。
柔軟剤の香りが強くなる理由は3つ。
- 香りの強い柔軟剤を使っている
- 洗濯ビーズを使っている
- 柔軟剤の使用量が多い
①香りの強い柔軟剤を使ってる
多くの種類が存在する柔軟剤。
香りの強さは商品ごとに違います。
海外製は香りの強いものが多い印象です。
香りの強さ表示がある商品もあります。参考にするといいかもしれません。
独自の香りレベルを紹介しているメーカー
メーカー | 商品名 |
花王 | ハミング・IROKA |
P&G | さらさ・レノア |
ライオン | ソフラン(プレミアム消臭/エアリス/アロマリッチ) |
NSファーファ・ジャパン | ファーファ |
②洗濯ビーズを使ってる
洗濯ビーズの香りにより、柔軟剤の匂いが強いと感じている可能性もあります。
洗濯ビーズは洗濯物に香りをつけるもの。
洗剤や柔軟剤にプラスαで使用するものです。
※柔軟剤として使える商品もあります
③柔軟剤の使用量が多い
柔軟剤の使用量を多くすることで匂いが強くなっている可能性もあります。
洗濯物の量に限らずキャップ1杯分や、規定量の1.5~2倍以上入れている人も。
ただし、規定量以上の使用にはデメリットもあります。
柔軟剤を多めに使うデメリット5つ
多めに入れることで香りを強くすることはできますが、メリットだけではありません。
むしろデメリットの方が多いです。
- 効果が下がる
- 肌荒れのリスクが高まる
- 洗濯槽が汚れやすくなる
- 香害のリスクが高まる
- 化学物質過敏症になるリスクが高まる
それぞれ解説します。
①効果が下がる
柔軟剤は多く入れすぎると効果が下がります。
- 吸水性が低下する
- 肌触りが悪くなる
繊維がコーティングされすぎるためです。
吸水性が低下。繊維同士がくっつき、ゴワゴワとした肌触りになります。
②肌荒れのリスクが高まる
肌荒れのリスクも高まります。
柔軟剤には肌の刺激になる成分が含まれているためです。
肌の弱い方や子供は特に注意が必要です。
③洗濯槽が汚れやすくなる
洗濯槽が汚れやすくなります。
洗濯槽に残った柔軟剤はカビの栄養素になるためです。多く残るほど繁殖しやすくなります。
汚れた洗濯槽での洗濯は不衛生です。
そのため、こまめな槽洗浄が必要になります。
④香害のリスクが高まる
香害のリスクが高まります。
香りの好みは人それぞれ。心地よい匂いは共通ではありません。
柔軟剤の匂いが強いほど、不快感を与えるリスクは高まります。
□匂いの慣れに注意□
同じ匂いに長く触れているとそれに慣れます。
弱くなったと感じ、柔軟剤の量を増やすのはよくありません。
自分が感じてる以上の香りを発することに。
香害により、化学物質過敏症を発症する可能性も。
⑤化学物質過敏症になるリスクが高まる
香害が原因となり、化学物質過敏症を発症することもあります。
それだけではありません。
化学物質に反応し、突然発症することも。アレルギー疾患と似ています。
自身も周りも発症リスクが高まるため、柔軟剤を多めに使うことはおすすめできません。
柔軟剤の匂いが弱くなる原因2つ
正しい方法で入れているにも関わらず、柔軟剤の匂いが弱い場合。
洗濯方法に問題があるのかもしれません。
考えられる原因は、2つ。
- 乾燥方法がよくない
- 洗濯物がしっかり洗えていない
①乾燥方法がよくない
香りが弱いのは、乾燥方法が悪いのかもしれません。
- 洗濯乾燥機
- 外干し
洗濯乾燥機は温風を当てて湿気を飛ばすため、香りも一緒に飛びます。
外干しも風や日光により香りが残りにくいです。
そのため部屋干しが理想的です。
②洗濯物がしっかり洗えていない
洗濯物がしっかりと洗えていない場合にも、香りが弱くなります。
- 詰め込みすぎ
- すすぎ足りない
- 洗濯槽が汚れている
「洗濯物の詰め込みすぎ」「洗濯ネットへの詰め込みすぎ」など。洗剤や柔軟剤が中まで行き渡らないため、しっかり洗えません。
適度な余裕があること。適切な水量で洗うことが大切です。
「すすぎ足りない」「洗濯槽が汚れている」なども、香りの弱さや悪臭の原因にもなります。
柔軟剤は上手に使おう!
柔軟剤の匂いが強くなる理由はいくつかあります。
香りの強いものを使っている。洗濯ビーズによる香り付けや柔軟剤を多めに使うなど。
柔軟剤を規定量より多く使うのにはデメリットがあります。
また、同じ香りを嗅ぎ続けると感じにくくなることも覚えておきましょう。
柔軟剤のセレクトや洗濯方法に気をつければ、十分に香りを残すことはできます。
ぜひ、参考にしていただけると嬉しいです♪