あかすりをしたときの垢の量に驚いていませんか?
この記事ではあかすりや垢の量について、以下を解説しています。
・垢の量が多い2つの要因
・あかすりは基本的にやらなくていい
・あかすりする場合のポイント5つ
これを読めば垢の量はどんな要因で変わるかだけでなく、あかすりの必要性ややり方のポイントまでわかります!
ぜひ、最後までお読みになってくださいね♪
垢の量が多い2つの要因
垢が出るのは、不潔だからではありません。皮膚は一定の周期で新しく生まれ変わっています。
古いものは新しい細胞により押し上げられ、角質になります。それに分泌物や皮脂・空気中の埃などが混ざったものが垢です。
肌の新陳代謝(ターンオーバー)で、誰にでも起こります。
垢が多くなる要因は、2つ。
- ターンオーバーの周期の短さ
- あかすりのしすぎ
1.ターンオーバーの周期の短さ
垢の量は、ターンオーバーの周期により変わります。新陳代謝が活発なほど短くなるため、垢が出るタイミングも縮まります。
周期が変わる要因の1つに、年齢があります。
年を重ねるほど、ターンオーバーの周期は長くなります。目安は、自分の年齢×1.5~2倍の日数。
年齢が若いほど、垢が出る周期も短いです。
2.あかすりのしすぎ
あかすりのしすぎも、垢の量が多くなる要因の1つ。
不要な角質を取り除くだけでなく、新しい皮膚まで傷つけてしまいます。
これによりさら新しい皮膚が作られ、その前のものは垢になります。
あかすりは基本的にやらなくていい
あかすりをしないと、垢が剥がれないわけではありません。
実際は、体を洗うだけで取り除けています。
医療情報サイト「メディカルドキュメント」で紹介されています。
実際のところ、体の垢は石鹸の泡を立てて、手でなでるだけでも落とすことができます。本来、垢を落としたい場合はそれくらいで十分なのです。
もし、垢すりをしたい場合は、肘や膝、かかとなどの角質がたまって固くなりやすい部位だけ、タオルなどでこするといいでしょう。
どうしてもやりたい場合には、部分を限定すること。
また、他にもポイントがあります。
あかすりする場合のポイント5つ
あかすりするうえで、気をつけて欲しいポイントは5つ。
- 頻度に気をつける
- あかすり前に浴槽で温まる
- あかすり前に体を洗わない
- 強く擦らない
- あかすり後は保湿する
1.頻度に気をつける
頻度は、ターンオーバーの周期より短くならないようにすること。
新しい皮膚を傷つけてしまう可能性を減らせます。
2.あかすり前に浴槽で温まる
あかすり前に浴槽で温まりましょう。
40度前後のお湯に、15~20分ほど。じんわりと汗が出るくらいが目安です。
皮膚がやわらかくなり、あかすりしやすくなります。
3.あかすり前に体を洗わない
あかすり前には、石鹸で体を洗わないようにします。
石鹸で垢が取れた状態からやると、皮膚を傷つける可能性が高いからです。
浴槽から出たら、まずあかすりをしましょう。
4.強く擦らない
タオルなどを使いますが、決して強く擦らないようにしましょう。
皮膚はとてもデリケート。
摩擦で傷ついたり、皮脂が取れるのを防ぐためにも守りましょう。
5.あかすり後は保湿する
あかすり後は、しっかりと保湿しましょう。
保湿クリームなどで皮膚のバリアを保ち、乾燥を防ぐことも大切です。
あかすりのしすぎで垢の量は増える!
あかすりで気になる垢の量。
ターンオーバーの周期は、年を重ねるごとに長くなります。ですので、垢が出るタイミングも変化します。
あかすりは基本的にやらなくていいもの。普段の入浴やシャワーだけで、自然と取り除けるからです。
やりすぎると皮膚が傷つきます。ターンオーバーが早まり、垢の出るタイミングも短くなります。
正しい知識を身に付け、皮膚を健康に保ちましょう!
ぜひ、参考にしていただけると嬉しいです♪