知りたい人
オキシクリーンで槽洗浄をすると、洗濯機が壊れる可能性があります。
この記事では、「オキシクリーンを洗濯機に使うとどうなるか」気になっている方へ向け、以下を解説しています。
・オキシクリーンで洗濯機が壊れるリスク
・オキシクリーンでドラム式が壊れる原因
・縦型洗濯機にもおすすめしない理由
・塩素系槽洗浄クリーナーが最強
これを読めばオキシクリーンで洗濯機が壊れる原因だけでなく、槽洗浄に最適な洗剤がわかります!
ぜひ、最後までお読みになってくださいね♪
オキシクリーンで洗濯機が壊れるリスク
オキシクリーンで槽洗浄すると、洗濯機が壊れる可能性があります。
知りたい人
オキシクリーンの公式サイト。使い方には、槽洗浄も含まれています。
酸素系漂白剤のオキシクリーン。洗濯機の取扱説明書の多くでは、酸素系漂白剤の使用を認めていません。泡が大量に発生するためです。
ただし、洗濯洗剤としての使用は認められています。使用量が少なく、泡の発生が少ないからです。
構造上、ドラム式洗濯機は壊れるリスクが高くなります。
知りたい人
オキシクリーンでドラム式が壊れる原因
オキシクリーンを使っての槽洗浄。ドラム式洗濯機が壊れる原因は、2つあります。
- 泡が大量に発生するから
- 排水経路が詰まる可能性があるから
1.泡が大量に発生するから
酸素の泡で汚れを落とす、オキシクリーン。
大量の泡が発生すると、センサーが感知。排水と注水が繰り返されます。追いつかないほど泡が多い場合、故障する可能性があります。
また、ドアや糸くずフィルターの隙間から泡が溢れ出ることも。
特にアメリカ製のオキシクリーンは、高リスクです。
知りたい人
コストコやアマゾンなどで、アメリカ製が売られています。
□日本製とアメリカ製の違い□
界面活性剤と香料が入ってるかどうかの違い。
日本製には入っていません。
アメリカ製はより泡立ちがよく、壊れる可能性が高まります。
日本語表記の有無で確認できます。
2.排水経路が詰まる可能性があるから
ドラム式洗濯機の槽洗浄を、オキシクリーンで行う場合。排水経路が詰まり、故障の原因になる可能性があります。
詰まる原因は、2つ。
- 剥がれた汚れを取り除けない
- オキシクリーンの溶け残り
剥がれた汚れを取り除けない
汚れを剥がして落とす、酸素系漂白剤。そのため、剥がれたものをすくい取る必要があります。
知りたい人
ドラム式洗濯機は、途中で扉を開けることができません。取り除けないまま排水されるため、詰まる可能性があります。
オキシクリーンの溶け残り
槽洗浄には、大量のオキシクリーンを使用します。
お湯の量68gに対するオキシクリーン使用量 | |
日本製 | 476g |
アメリカ製 | 391g |
日本製はお湯の量68Lに対し、476g。アメリカ製は、391g必要です。
溶け残る可能性があり、排水経路が詰まる原因になります。
知りたい人
縦型洗濯機にもおすすめしない理由
縦型洗濯機は、剥がれた汚れを取り除くことが可能です。オキシクリーンを溶かし入れれば、排水経路の詰まりも避けれます。
それでも、槽洗浄での使用はおすすめしません。
理由は、3つ。
- 壊れる可能性があるから
- 洗濯槽が変色する可能性があるから
- あまりメリットがないから
1.壊れる可能性があるから
泡が大量に発生するため、縦型洗濯機でも壊れる可能性があります。
知りたい人
多くのメーカーで使用を禁止しており、壊れても保証の対象になりません。
ドラム式と同様、塩素系洗濯槽クリーナーでの槽洗浄を推奨しています。
2.洗濯槽が変色する可能性があるから
オキシクリーンでの槽洗浄は、洗濯槽が変色する可能性があります。
オキシクリーンのサイトに記載があります。
ステンレス槽の長時間にわたるオキシ漬けは、変色する可能性がありますのでご注意ください。
知りたい人
槽洗浄は基本的に、長時間のつけ置きが必要です。変色を防ぐためにも、おすすめしません。
3.あまりメリットがないから
オキシクリーンでの槽洗浄は、あまりメリットがありません。
理由は3つ。
- 汚れ落ちがイマイチだから
- コスパがいいわけではないから
- 手間がかかるから
酸素系漂白剤のオキシクリーン。汚れを剥がして落としますが、頑固な汚れは取りきれません。
洗濯機の大きさにもよりますが、決してコスパがいいわけでもありません。
さらに、汚れを取り除く手間もあります。

知りたい人
塩素系槽洗浄クリーナーが最強
槽洗浄には、塩素系洗濯槽クリーナーが最強です。
- メーカー推奨で安心
- 簡単
- スッキリ綺麗に
メーカーが推奨してるので、安心して使えます。
クリーナーを入れ、槽洗浄コースでスタートするだけ。終了まで放置でき、とにかく簡単です。
カビや汚れを剥がし取る、酸素系漂白剤。対し塩素系はカビや雑菌を分解するので、汚れをスッキリ流せます。
知りたい人
汚れが特に酷い場合。市販の塩素系洗濯槽クリーナーでも、取りきれないことも。
そんな時は、純正洗濯槽クリーナーを使いましょう。1回分2000円くらいと高価ですが、かなり強力です。
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オキシクリーンは槽洗浄以外で使おう
槽洗浄でのオキシクリーンの使用は、洗濯機が壊れる可能性があります。特にドラム式は、リスクが高いです。

知りたい人
酸素系漂白剤は、泡が大量に発生。センサーが感知し、排水と注水が繰り返され故障の原因に。
槽洗浄での使用量は多く、排水経路が詰まる可能性もあります。
他にも、オキシクリーンの用途はたくさんあります。槽洗浄以外に利用しましょう。
ぜひ、参考にしていただけると嬉しいです♪