家庭用脱毛器の「ケノン」。
自宅で気軽に脱毛できますが、使い方を間違えると火傷します。そのため、取扱説明書の注意書きを守ることが大切です。
この記事ではケノンの使い方に不安がある方へ向け、以下を解説しています。
・ケノンで火傷する原因8つ
・肌や製品に異常を感じた時は
・ケノン照射後の大切なポイント2つ
これを読めば火傷する原因だけでなく、注意書きを守るべき理由までわかります!
ぜひ、最後までお読みになってくださいね♪
ケノンで火傷する原因8つ
家庭で手軽に脱毛ができる「ケノン」。使い方を間違うと火傷します。
原因は、8つ。
- 冷却不足
- 照射レベルが強すぎる
- 重複照射した
- 長い毛が残っていた
- 色の濃い部分への照射
- 化粧水や冷却ジェルなどを塗っていた
- 敏感な部分への照射
- 当ててはいけないタイミングでの照射
それぞれ解説します。
①冷却不足
照射前後は、肌の冷却が必要です。
やらなかったり、冷却時間が足りないと火傷の原因に。
目安は各10秒ほど。初めての場合には、20秒以上が推奨です。
肌状態によっては、もっと長く冷やす必要があります。
付属品の保冷剤は小さめ。より確実に効率よく冷やすには、もっと大きいものを使うのがおすすめです。
②照射レベルが強すぎる
照射レベルが強すぎると火傷します。
適切な強さは個人差があります。また、部位によっても違います。
大事なことは、2つ。
- 照射テストをする
- レベル1から始める
敏感だと思われる場所で照射テストをします。必ずレベル1から試しましょう。
24時間経過後に水疱やただれ・火傷・その他症状がないか確認します。
焦らず、様子を見ながらレベルを上げていくことが大切です。
③重複照射した
照射部位の重複も火傷の原因になります。
照射面をずらした時に前の部分に重ならないよう、注意が必要です。
④長い毛が残っていた
長い毛が残っていると火傷する可能性があります。
表面の毛が焼け、皮膚に当たるリスクがあるためです。
また、毛根までエネルギーが伝わりにくくもなります。
ムダ毛処理は前日に行いましょう。表面に出ている毛は、約1mmが理想です。
⑤色の濃い部分への照射
色の濃い部分へ照射は、火傷のリスクがあります。
黒いメラニン色素に光を反応させるためです。
ほくろや濃い色のシミ・色素沈着のある部分。肌色が黒すぎる場所は避けなければなりません。
ー照射を避けるべき場所ー ・ほくろ ・シミ ・濃い色素沈着のある部分 ・肌色の黒すぎる部分 |
⑥化粧水や冷却ジェルなどを塗っていた
化粧水や冷却ジェル・クリーム・オイルなどを塗った上からの照射は、火傷の危険性があります。
肌表面に膜ができ、光を透過させないためです。肌に熱エネルギーが蓄積。火傷を引き起こします。
⑦敏感な部分への照射
肌が敏感な部分への照射は、火傷のリスクが高いです。
敏感肌だけではありません。唇や目の周りなど。皮膚が薄い部分も敏感な場所。
怪我や皮膚疾患のある場所、激しく乾燥している部分も同様です。
皮膚のバリア機能が低下しているため、避けなければなりません。
ー敏感な部分ー ・皮膚が薄いところ(唇や目の周りなど) ・怪我や皮膚疾患のあるところ ・激しく乾燥しているところ |
⑧当ててはいけないタイミングでの照射
当ててはいけないタイミングでの照射も、火傷の原因になります。
- 日焼け後4週間以内
- 飲酒後12時間以内
- 入浴直後
- 体調不良や激しい疲労時
上記は皮膚が敏感になっているからです。
日焼け後は紫外線による肌ダメージで敏感になっていること。
飲酒や入浴後は血管が拡張。皮膚表面が熱くなるため、火傷のリスクが高いです。
また、入浴後は皮膚の油分や水分が奪われ乾燥します。
体調不良や激しい疲労時は、熱や刺激への耐性が低下。感染症にもかかりやすいです。
肌や製品に異常を感じた時は
- 皮膚科を受診する
- ケノンお客様窓口に相談する
火傷だけでなく、肌に異常を感じた場合。
判断に迷うときは皮膚科を受診しましょう。
また、ケノンお客様相談窓口を利用するのも一つの方法。製品の異常を感じた場合にも、こちらに相談しましょう。
ケノンお客様相談窓口
電話:0570-064-331
受付時間:月〜金曜日(祝日のメーカー休業日を除く) AM10:00〜PM5:00
ケノン照射後の大切なポイント2つ
快適に使うためには照射前だけでなく、照射後にも大切なことがあります。
ポイントは2つ。
- カートリッジを掃除する
- 照射部位をケアする
①カートリッジを掃除する
照射後はカートリッジを掃除しましょう。
先端やフィルターにムダ毛や皮脂が付着。故障や破損の原因になるためです。
アルコール濃度90%以上の無水エタノールやイソプロピルアルコールを使用。
柔らかな布やコットンなどに染み込ませ、軽くこするように拭き取ります。
②照射部位をケアする
照射後はケアが大切です。保湿し、刺激を避けましょう。
- 保湿する
- お風呂やサウナを避ける
- 日焼けしない
- プールに入らない
刺激のある化粧品類は避け、クリームなどで保湿します。
照射部位は熱を帯びているため、24時間以内のお風呂やサウナは控えます。
また、日焼けも厳禁。外出するときはSPF++30以上の日焼け止めを使用。2週間以上は守りましょう。
塩素処理がされたプールに入るのも、48時間以降にします。
ケノンは正しく使って火傷を防ごう!
家庭用脱毛器のケノン。
手軽に脱毛できますが、使い方を間違うと火傷します。
冷却不足や照射レベルが強すぎるなど。
説明書に注意書きはあれど、それをすべき具体的な理由が書かれていないこともあります。
どんな危険性があるか知ることで、禁止事項を把握しやすくなります。
また、照射後のケアも大切。焦らず、慎重かつ丁寧に進めましょう。
ぜひ、参考にしていただけると嬉しいです♪