他の鍋に比べ、保温性に優れているホーロー鍋。
ですが、やってはいけないことがいくつかあります。
この記事では、ホーロー鍋をより長く快適に使うために、以下を解説しています。
・ホーロー鍋でやってはいけないこと8つ
・3つのトラブル対処法
これを読めば、ホーロー鍋でやってはいけないことだけでなく、トラブルの対処法までわかります!
ぜひ、最後までお読みになってくださいね♪
ホーロー鍋でやってはいけないこと8つ
- 強い衝撃を与える
- 急冷・急加熱
- 金属製の調理器具の使用
- 空炊き
- 電子レンジの使用
- 加熱時に素手で触る
- たわしやクレンザーなどの使用
- 濡れたままの放置
ホーロー鍋は、金属素材の表面にガラスを加工または焼き付けたもの。
その素材から、やってはいけないことがあります。
1つずつ、解説します。
1.強い衝撃を与える
ホーロー鍋の表面はガラス質。
強い衝撃が加わると表面にヒビや破損が生じます。
ぶつけたり落下させないように気をつけましょう。
2.急冷・急加熱
ガラスは、急冷や急加熱にも弱いです。
加熱時は、中火または弱火で使用しましょう。強火は使いません。
また熱い状態の鍋に、水をかけてはいけません。
3.金属製の調理器具の使用
金属製の調理器具は使用してはいけません。
表面のガラスを傷つける恐れがあるためです。
木べらやシリコン製など耐熱性プラスチック樹脂系のものを使用しましょう。
4.空炊き
空炊きもしてはいけません。鍋を傷める原因になります。
万が一空炊きしてしまった場合でも、決して水をかけたりしてはいけません。自然に冷めるのを待ちましょう。
5.電子レンジの使用
ホーロー鍋は、電子レンジでは使用できません。
金属でできているためです。
また、ものによりIHでの使用もできないものも。
使えるかどうかは、説明書にて確認しましょう。
6.加熱時に取手を素手で触る
ホーロー鍋は、ツマミや取手が金属製のものが多いです。
加熱すると高温になるため、素手で触ると火傷します。
必ず、鍋つかみを用意しましょう。
7.たわしやクレンザーなどの使用
鍋を洗うときは、やわらかいスポンジと食器用中性洗剤を使用します。
たわしやメラミンスポンジ・クレンザーなどの研磨剤は使用できません。
製品により、漂白剤を使ってはいけないものがあります。説明書で確認するか、わからなければ使わない方が得策です。
8.濡れたままの放置
洗った後は、濡れたまま放置してはいけません。
鍋やフタのフチが錆びやすいからです。
布などで水分を拭き取り、しっかり乾燥させてください。
3つのトラブル対処法
使っていると、色々なトラブルがあります。
ここでは、3つのトラブルの対処法を解説します。
- 焦げ付き
- 欠けや剥がれ
- 鍋やフタのフチの錆び
1.焦げ付き
鍋を焦げつかせてしまったら、重曹を使用して煮沸しましょう。
焦げを浮かせ、綺麗に落とすことができます。
1.鍋を冷ましてから焦げが隠れるくらいの水と小さじ2~3杯の重曹を入れます
2.フタをし、中火で10分煮沸させます
3.火を止めフタを取り、冷めるまで時間をおきます
4.やわらかいスポンジで洗います
これで取れなければ、複数回繰り返してみましょう。
2.欠けや剥がれ
ホーローが欠けたり剥がれた場合。
そのまま使えます。有害物質が発生することはありません。
ただしホーローが剥がれそうな場合は、気をつけましょう。
基本的に直せませんが、バーミキュラ製品にはリペアサービスがあります。
3.鍋やフタのフチの錆び
鍋やフタのフチが錆びてしまった場合。
市販の、キッチンに使える錆び取り剤を使用しましょう。
ホームセンターなどで買えます。固形とクリーム状のものがあり、どちらがいいかは製品により違います。説明書で確認しましょう。
軽くこすって取ってください。
ホーロー鍋は長く使える!
ホーロー鍋は、やってはいけないことがいくつかあります。
ホーローは、鉄素材の表面にガラスを加工または焼き付けたものです。
素材を知っていれば、やってはいけないことをイメージしやすくなります。
万が一ホーローが剥げたり欠けても、使用は可能。また、焦げ付きや錆も無理にこすらずに取る方法があります。
正しい方法で取り扱えば、より快適に長く使えますよ!
ぜひ、参考にしていただけると嬉しいです♪