自然乾燥とドライヤー、髪にはどちらがいいのか。
なかには自然乾燥の方がサラサラだと感じる人もいますが、答えはドライヤーです。
この記事では髪の乾燥方法の疑問について、以下を解説しています。
・髪は自然乾燥の方がサラサラになる?
・髪の自然乾燥がよくない理由5つ
・ドライヤーで乾かすときのポイント4つ
これを読めば自然乾燥がダメと言われる理由だけでなく、ドライヤーでの正しい乾かし方までわかります!
ぜひ、最後までお読みになってくださいね♪
髪は自然乾燥の方がサラサラになる?
ドライヤーで乾かした方が、髪はサラサラになります。
自然乾燥の方がサラサラになるという場合。
考えられる原因は「ドライヤーでの乾かし方がよくない」ということ。
髪は熱に弱いため、当てすぎると傷みます。乾燥しパサパサな仕上がりに。
自然乾燥とドライヤー、どちらにもデメリットはあります。髪のためには、ドライヤーで乾かす方が正解です。
髪の自然乾燥がよくない理由5つ
「髪の自然乾燥はよくない」と言われるのはなぜか。
その理由は5つ。
- 髪が傷みやすい
- カラーの色落ちが早まる
- 雑菌が増殖しやすい
- 頭皮の血流が悪くなる
- 髪のセットが難しくなる
それぞれ解説します。
①髪が傷みやすい
髪は濡れているとキューティクルが開いた状態に。
自然乾燥では開きっぱなしになるため、髪同士や枕との摩擦で傷みやすくなります。
ある程度熱を加えて冷ますことで、キューティクルが閉じます。
開いた状態では髪内部の水分が蒸発。栄養も流れ出ます。乾燥やパサつきの原因に。
特に髪が濡れたままでの外出は禁物です。紫外線によるダメージをより受けやすくなります。
②カラーの色落ちが早まる
自然乾燥はカラーの色落ちも早まります。
水分や栄養分と同様、カラー剤も流れ出るためです。
③細菌が増殖しやすい
頭皮には細菌が存在します。
「体温の温かさ」+「湿った状態」は増殖しやすい環境。乾くまでの時間が長いほどリスクが高まります。
生乾きの洗濯物をイメージするとわかりやすいかもしれません。
においやフケ・かゆみの原因になります。
④頭皮の血流が悪くなる
濡れた状態で放置すると、頭皮の温度が低下。
血流が悪くなり、毛根への栄養が届きにくくなります。
抜け毛が増えたり薄毛の原因になる可能性も。

⑤髪のセットが難しくなる
髪の形状が決まるのは「乾くとき」。
濡れた状態で寝ると寝癖になり、翌日のセットが難しくなります。また、くせ毛も出やすいです。
ドライヤーで伸ばしながら乾かすと、うねりにくくなります。
寝癖がついても、直しやすいです。
ドライヤーで乾かすときのポイント4つ
ドライヤーで髪を傷ませないために。
乾かすときのポイントは、4つ。
①タオルドライのやり方
②ドライヤーの当て方
③乾かす順番
④冷風で仕上げる
+α.ヘアオイルなどをつける
それぞれ解説します。
①タオルドライ
ドライヤーの使用時間を短縮するために、タオルドライをします。
髪が傷むため、ゴシゴシと拭いてはいけません。
髪に上にタオルをのせ、優しく拭き取ります。髪の根本の水分を吸い込ませるイメージです。
タオルで髪の毛を挟み込み、やさしくトントンと拭き取りましょう。
②ドライヤーの当て方
ドライヤーの当て方にもポイントがあります。
- 髪から10cm以上離す
- 温風を同じ場所に当て続けない
- 手櫛で風の通り道を作る
ドライヤーは髪から10cm以上離します。また、温風を同じ場所に当て続けないようにしましょう。
手櫛で風の通り道を作るようにして乾かします。
美容師さんの乾かし方を参考にするといいかもしれません。
③乾かす順番
乾かす順番も大切です。
乾きにくい根元からドライヤーを当てましょう。
毛先は乾きやすいため、先に当てると乾燥しすぎるためです。
根本が大体乾いたら毛先を乾かしましょう。
④冷風で仕上げる
8割程度乾いたら、全体を冷風で仕上げます。
キューティクルを閉じるためです。
ツヤのある仕上がりになること。髪の毛の濡れ具合もわかりやすく、乾かしすぎも防げます。
+α.ヘアオイルなどをつける
「ヘアオイル」や「洗い流さないトリートメント」をつけるのもおすすめです。
より乾燥やパサつきを防げます。
タオルドライ後、髪につけてからドライヤーを当てます。
■ヘアオイル・洗い流さないトリートメントの使い方
ヘアオイル | 毛先につけ、手についた残りを前髪や表面に馴染ませる |
洗い流さないトリートメント | 毛先→中間→表面→前髪の順に馴染ませる |
ドライヤーで乾かして健康な髪に
髪は自然乾燥の方がサラサラという場合。
ドライヤーを当てすぎている可能性が高いです。
自然乾燥は髪に良くありません。

髪が傷みやすい、雑菌が繁殖しやすくなるなど。自然乾燥には多くのデメリットがあります。
ドライヤーの当てすぎも髪が傷む原因に。ポイントを押さえることで乾燥やパサつきを防げます。
正しい方法で乾かし、髪の健康を維持しましょう。
ぜひ、参考にしていただけると嬉しいです♪